夫のために家を整え、家計のために仕事をし、義理家族や自分の家族・夫の関係も良好に保ち、近所づきあいもそつなくこなす。
家庭は全て、妻の努力で成り立つのです。
それなのに、そんな妻の努力をよそに夫が他の女と浮気をしていたら?
夫も許せませんが、浮気相手のことも絶対に許せないでしょう。
何をしても気が晴れることは無いけれど、せめて慰謝料位取ってやらなくちゃ気が収まらない!
わかります!
この記事ではそんなあなたの為に、浮気相手から慰謝料を請求する方法をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください!
浮気相手に慰謝料を請求するための準備
妻には「オンナの勘」というものがあり、実はこれ、かなり高度なセンサーなのです。
仕事を隠れ蓑(みの)にしているつもりの夫の行動から、浮気を疑うようなものを見つけたら即座に反応、怪しいものを導き出すのは時間の問題です。
悲しい事実ですが、あなたが夫の行動に「怪しいな」と思うところがあれば、それは高確率でクロです。
でも、だからと言って焦ったら負けです!
夫に反省を促し浮気相手に謝罪をさせたいのなら、先を焦って問い詰めるよりも効果的な方法があるのです。
準備①とにかく「気が付いていない妻」を演じる
浮ついた気持ちでいる夫は、長年連れ添った妻に対して暴言のようなダメ出しをしたり、冷たくあしらったりすることもあるでしょう。
そんな暴君、しかも浮気をしているかもしれない夫に対して、素知らぬ顔で世話をするのは腹が立ちますよね。
しかし、あなたの態度が変われば夫は警戒心を抱きます。
浮気を止めるには、まずは浮気をしている事実を突き止める必要があります。
浮気を続けた結果、今までと同じ生活が出来なくなる。
失うものが数限りなくある。
それらは夫が自分で浮気を止めるよりも、妻が止めさせた方が夫の身に染みていくものです。
ココはグッと堪えて、いつもよりも優しく夫に接し、夫の気を緩ませることが大切です。
準備②笑顔のままで証拠を集める
男性は、隠し事が苦手です。
上手に隠したつもりでも、女性が本気になれば証拠の山がわんさかでてくるでしょう。
一番の情報源は携帯です。
当然、ロックがかかっているでしょうがそこは同居の強みを生かしましょう。
指紋認証であれば、夫が酔いつぶれているなど絶対に起きない時に指を借りることもできます。
数字であれば、指の位置から番号の予測がつきます。
見詰めていればバレてしまいますので、こっそりカメラを仕込むのが良いでしょう。
スマホの録画機能を使って夫の後ろに忍ばせておいてもいいですが、ここはお金をかけるところです。
こっそり隠しカメラを設置するのがおすすめです。
録画時間が長ければ、あなたの留守中に浮気相手と電話で話す音声も取れるかもしれません。
また、車通勤の夫なら、ドライブレコーダーも証拠の宝庫です。
普段は笑顔で接し、裏ではしっかり証拠集め!
これが、賢い妻のとる手段です。
準備③請求先である不倫相手の事も探る
本気で慰謝料請求をしたいのなら、証拠集めをしていることは絶対に悟られてはいけません。
普段以上に、明るく夫を信じ切っている妻を演じながら、夫と浮気相手を油断させます。
その上で、少しずつ浮気相手の情報を集めましょう。
- どこで知り合ったのか
- 職場はどこか
- 自宅の場所は
- 既婚か未婚か
油断している夫は、情報の宝庫です。
ドライブレコーダーと携帯チェックだけでもかなりの情報が集まるでしょう。
不倫の証拠集めの際に注意すること
慰謝料請求するには、何よりも証拠が大切!
悔しいですが、ラブラブなLINEのやり取りも、デートの写真も慰謝料請求をするための証拠としては弱いです。
何故なら、不倫は肉体関係があって初めて認められるから。
日本の法律ではLINEでの言葉遊び、デート(食事・買い物など)は、不倫と認められません。
慰謝料請求しようと腹をくくったのなら、傷口をえぐりながらでも不倫の証拠を集める必要があるのです!
- 性行為や裸体の写真
- ホテルや自宅への出入りが分かる写真・音声
この2点があれば、慰謝料請求はスムーズに進むケースが多いでしょう。
ドライブレコーダーや携帯からの情報収集、GPSを頼りに自分で夫を追いかけることであっさりと証拠をつかむ事もできます。
また、上記から不倫の行動パターンを予測し、その日だけ探偵を付けるのもおすすめです。
浮気相手に慰謝料を請求するときの注意点
証拠もそろえて、いざ慰謝料請求!
しかし、お花畑にいる夫から非難されたり、浮気相手の泣き落としにあったりして、迷いが生じることもあるでしょう。
不倫をするような人たちに優しさはいりません。不倫は罪です。
わかっていて、不倫をしているのです。
たとえ浮気相手がシングルマザーでも、既婚者でも迷うことはありません。
自分の状況を誰よりも知っているのは浮気相手で、それでも不倫をしたのですから責任は浮気相手にあるのです。
慰謝料請求は、妻であるあなたの当然の権利!
迷うことなく、進めましょう!
注意点①請求額の相場を確認しておく
お金なんていくらもらったって足りませんし、無かったことには出来ません。
それが不倫なのに、いざ慰謝料を請求するとなれば相場というものがあるのです。
婚姻期間の長さや子供の有無、不倫期間の長さや回数、夫婦関係を継続するのか離婚に進むのか、さらに請求される側の経済状態にも左右されます。
また、「不倫」という事実の慰謝料は、夫と浮気相手で合算された金額です。
つまり「この不倫の慰謝料は100万円」と決まって夫が100万円を支払ったのならそれで慰謝料の件は解決。浮気相手に請求することは出来なくなるのです。
注意点②「求償権」の放棄を条件にいれておく
夫婦関係を継続することを望むのなら、夫への請求はせずに浮気相手にのみ慰謝料を請求することもあるでしょう。
そこで、気を付けたいのが求償権です。
不倫は浮気相手だけでは出来ません。
悔しいですが、そこには必ず夫の意志があります。
それなのに、夫は妻のもとに戻り、浮気相手には慰謝料請求だけが残ると言うのは納得がいかない。
そんな浮気相手の権利が、求償権なのです。
「不倫は二人でしたものなのだから、私に請求された慰謝料をあなたも支払ってね」と夫にも慰謝料の負担をさせる権利が求償権です。
求償権は放棄させることもできるので、慰謝料請求の際には必ず求償権の放棄を条件にいれましょう。
注意点③時効になっていないか確認しておく
不倫をされた苦しい気持ちはいつになっても消えません。
でも、慰謝料請求には時効があるのです。
慰謝料請求の時効はこちらです。
- 不法行為の時から20年
- 損害および加害者を知った時から3年
まず、不倫があってから20年が経過していれば慰謝料請求はできません。
しかし、20年以内であれば「不倫があったこと、浮気相手がだれか知った時」から3年以内は慰謝料請求が可能です。
不倫に気が付いているけれども、相手が誰かわからずに泣き寝入りをしていた。
が、なにかをきっかけに突如相手の名前や住所がわかったのなら、遠慮することは在りません。
あなたが相手を知った時がスタートです。
時効の成立前に、しっかり慰謝料請求の権利を行使しましょう!
まとめ 前に進むためにはけじめをつけることが大切!
夫の浮気相手に慰謝料請求をしようとすると、夫からなじられたり、心無い人から「修復を願うのならしない方がいい」とアドバイスをされる事もあるでしょう。
もちろん、お金で解決できることではありませんので、そう言われると心が揺れることもあります。
でも、「不倫はもう終わった事」としてあなたが前に進むにはけじめが必要です。
不倫相手と戦い、慰謝料請求という妻の権利を行使する。
それは、他でもないあなたが前に進むために必要なことです。
遠慮することはありません。
前に進むためにも、しっかり慰謝料請求をして不倫にケリをつけましょう!
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