恋活や婚活中にハイスペックな男性と出会ったら「もしかして私、玉の輿に乗るかも!?」なんて想像する人もいるのではないでしょうか。
でも、出会った相手のスペックだけで考えるのはちょっと待ってほしいです。
冷静になって人間性を見てみたら、ハイスペだけど事故物件な男性かもしれません。
事故物件な男性と一度お付き合いしたり結婚してしまうと…
彼らのプライドからモラハラに発展したり、別れるのに一苦労したり…大変なことになる場合もあります。
この記事ではそんな隠れ事故物件な男性の特徴と、それを見抜く方法を書いていきます。
ハイスペの事故物件には気付きにくい
誰が見ても明らかに危ない人の場合、事故物件だという事にすぐ気付くことが出来ますよね。
不用意にお付き合いしてしまう事もないでしょう。
ところがハイスペ男性の場合は事故物件であっても気付きにくい場合がほとんどです。
なぜスペックがイイというだけで相手の本質に気付きにくくなるのでしょうか?
すでに人に認められている安心感
仕事で評価されている男性は、技術があるだけではなく人望が厚いと言えます。
仕事で評価されている=円滑な人間関係を築いている実績があると言えるでしょう。
実績があるのだから、まともな人に違いない。と考えるのは普通の事ですよね。
ですがその人望は「お仕事モード」の時だけかもしれません。
大切なのは、その人が働いていない時の人間関係の築き方なのです。
頭がいいので演出が上手
ハイスペ男性は頭がよくて器用です。
恋愛でもスマートにエスコートや愛情表現をしてくれる事でしょう。
そんな男性がいたら、恋に落ちるのも自然な事ですよね。
でもスマートなエスコートや愛情表現を結婚後もずっと続けられる人は稀でしょう。
今までお姫様扱いだったのが、身内になった途端に召使い扱いをしてくる人もいます。
器用なハイスペ男性は自分の魂胆を隠すのも上手なので、事故物件であったとしても気付きにくいでしょう。
周りの人の後押しがある
私の友人に、ハイスペ男性と結婚した女性がいます。
婚約パーティーでは、彼の同僚に「あんなに仕事が出来る男性と結婚するなんて、アナタはラッキーな女性だね!」と言われたそうです。
さらに彼の職業を聞いたとき、両親や友達も「そんな職業に就いている人なんだから、しっかりした人なんだね!」と後押ししてくれました。
ところが結婚後、彼は豹変してモラハラをするようになってしまいました。現在、友人は精神科へ通っています。
立派な職に就いているというだけで、周囲の人も人間性を無視して後押ししてくるのです。
ハイスペの事故物件に気付くのが容易ではないのが分かりますね。
ハイスペの独身には理由がある
良いハイスペ男性は若い段階で女性から猛烈にアプローチされて、30代前半までには結婚している( or パートナーがいる)場合がほとんどです。
ハイスペだけど30代後半や40代にもなって独身の男性には何か理由があります。
その理由が許容範囲であるかどうかが大切ですね。
ハイスペ男性がよく口にする独身の理由をご紹介します。
仕事に没頭して婚期を逃した
30代後半以降で独身のハイスペ男性が口にする理由はだいたいこれです。実際に仕事に没頭してきたことでしょう。
その後に続く言葉によって印象はずいぶん違います。
- ようやく仕事が落ち着いたから私生活も充実させたい
- 忙しい自分を支えてくれる存在が欲しい
前者の場合、お付き合いや結婚をしても普通のカップルのように楽しむことが出来るでしょう。
注意が必要なのは後者の場合です。
30代後半でも仕事が落ち着かない職場環境なら、今後も忙しい状況が続く可能性があります。
彼の仕事の邪魔にならない( or 支える)つもりでお付き合いをしなければいけません。
「LINEの返信が無い」なんて簡単な話ではなく、自分が体調を崩しても看病してもらえることは無いし、子どもが出来てもワンオペ育児だという覚悟が必要です。
付き合ってきた彼女が全員メンヘラだった
これを主張する男性には最大の注意が必要です。
本当に付き合う女性が全員生まれ持ってのメンヘラだった確率は低いからです。
普通にお付き合いをして愛情表現をしていれば、女性がメンヘラになる事はありません。
男性側が付き合った女性をメンヘラに変えるような行動をしているという事でしょう。
付き合っているのにLINEを2週間既読無視するとか、彼女に会う時間は作らないのに「付き合いだから」と言ってキャバクラに通っているとか…理由は様々でしょうけど。
「私はメンヘラになんかなったりしない!」という意気込みでお付き合いを始める女性もいるかもしれませんが、そんな意気込みで恋愛をして幸せになれる気がしませんよね。
イイ人に出会えなかった
私の知人女性に素敵な38歳の彼氏が出来ました。
付き合いはじめに「アナタはこんなに素敵なのに、どうして今まで結婚してないの?」と聞いたら「イイ人に出会えなかったから」と言われたそうです。
お付き合いを始めて幸せな6ヵ月がたった頃、彼が「母に君の話をしたら、○○家にふさわしくないから別れろと言われた」と言い出したのです。
彼が最初に言った「イイ人に出会えなかった」は「僕のママがイイと言ってくれる人に出会えなかった」と言う事だったのです。
40年近く生活していて、一人もイイ人に出会えないと言うのなら、本人や周囲の理想がとても高い可能性がありますね。
優良なハイスペとは
ここまで、ハイスペの事故物件には気づきにくいというお話と、隠れ事故物件の特徴などをお伝えしました。
ではスペックに左右される事なく優良な男性をどうしたら見分けられるのでしょうか?
見分けるポイントをご紹介いたします。
何が出来るかではなく何をしてくれるか
これが一番大切です。
例えば帰国子女でトリリンガル、一流企業で異例の出世をした高身長イケメンの男性とお付き合いをしたとします。
だけど愛情表現をしてくれず、アナタのために時間も労力も一切使ってくれない男性だったらどうでしょう?
ハイスペックであることが彼の魅力の1つになるかもしれません。ですが2人の関係にはトリリンガルであることも一流企業で出世していることも、まったく価値がありませんよね。
彼が何が出来るかではなく、アナタのために何をしてくれるかを重要視しましょう。
キャリアを取り払って人間性を見る
一番最初の章でもお伝えしたように、出世をしている人=人望が厚い人が多いです。
でもそれは仕事で行っている「ビジネス人格者」かもしれません。
仕事関係者以外の交友関係を見ると、その人の本当の人となりを知ることが出来るでしょう。
仕事関係者以外の友達がゼロの場合、職場では決して見せない一面があるのではないでしょうか。
何か欠点があった場合「でもこの人、会社では評価されてるから…」と目をつぶってしまうかもしれませんが、
会社での評価は私生活とは別物で考えなくてはいけません。
一度相手のキャリアを取り払って、人間性そのものを見てみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
彼らと一度お付き合いや結婚をしてしまうと、彼らのプライドの高さから別れるのが大変になってしまうケースが多いです。
ハイスペック男性とお付き合いに発展しそうな時こそ注意が必要です。
そんな時は喜ぶ前に一度スペックを取り払って人間性を見ていきたいですね。
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