婚活を頑張っていると意外と出会いやすいのが「優しいだけの男性」です。
一見、人が良さそうに見えるので「もしかしたら結婚したら幸せになれるかも!」と最初は期待してしまいますよね。
しかし、付き合っていくうちに「彼は自分の意見がないの?」「優しいだけじゃ物足りない!」とイライラする女性が多いためか、婚活の場ではあまり人気がありません。
ただ、女性側の性格によっては、優しい男性との相性がぴったりというケースもあります。ちゃんと付き合わないうちから判断するのは時期尚早かもしれませんよ。
この記事では、優しいだけの男性との付き合いや結婚についてを考えていきます。
優しいだけの男性と結婚すると、どうなるの?
優しいだけの男性と結婚すると、2人の関係はどうなってしまうのでしょうか。
実際のところ、ちゃんと付き合えば、人それぞれ深みがあるので「優しいだけ」ということは中々ありません。今回は「優しさしか取り柄がない」という意味で説明していきます。
どんな相手と結婚しても多少の不満はつきものですが、「優しいだけの男性」と結婚するのはメリットも多いですよ。詳しく紹介していきます。
結婚した結果①喧嘩が少なくて済む
優しい人は、気性が穏やかで怒ることはめったにありません。しかも、相手のペースに合わせるのが大得意。
「のんびりすぎて、いつも相手を待たせてしまう…」と悩んでいるマイペースな女性にぴったりなんです。
懐が深いため、いろいろなことを許してくれたり、決断を相手に譲ってくれます。
優しい彼と結婚すれば、人生のさまざまな決断においても喧嘩になることが少ないのはメリットのひとつ。安定した気持ちで日々を過ごすことができますよ。
結婚した結果②女性側でグイグイ物事を引っ張っていける
優しい男性は、いつでも相手の意見を聞いてくれます。グイグイ物事を引っ張っていきたいタイプの女性なら、優しい男性と結婚するのはおすすめです。
結婚するとなると、結婚式や新婚旅行、引っ越し等をはじめ、多くの「二人で考えて乗り越えなければならないイベント」が発生します。
普通の夫婦なら、お互いの思い通りにならなくて口論になってしまうのはよくあること。しかし、優しい彼と結婚すれば「あなた好みの結婚式」「あなたが行きたい旅行先」など選ばせてもらえる可能性大。
結婚した結果③意見がほしいときは物足りない可能性も
優しい男性は、「なるべく喧嘩したくない」「自分のこだわりを崩したくない」というタイプの女性にはお勧めの相手。
しかし、「彼の意見が欲しいときは物足りない」と感じてしまうことも多いようです。
それなのに、「好きなようにしたらいいよ」と言われてしまうと、どうでしょうか? 全ての決断の責任が自分にあるように思えてしまい、うんざりしてしまうという声もあります。
優しいだけの男性は、「人と意見がぶつかるのが苦手」という人が多く、意見を言うこと自体が苦手な場合も。
彼が自分の意見を言えるようになるには多少時間がかかるかもしれません。
イライラせず、「彼が自分の意見を言えるように、サポートもできる」と思うなら、優しい彼とは相性が良いといえるでしょう。
優しいだけの彼と結婚すべき?
それでは、本当に優しいだけの彼と結婚すべきなのでしょうか?
基本的に、優しいだけの男性はモテませんので、婚活の場でも売れ残っている可能性があります。
しかし、優しいだけの彼はデメリットの塊ではありません。実際のところ、うまくいくかどうかは女性側の性格によって変わります。
- 自分の意見が言えない、意見がないタイプの人にイライラしない
- 自分で何でも決められる。決断力と実行力がある
あなたにこの資質があれば、優しいだけの男性と結婚するのはアリ。詳しく紹介していきます。
生理的に嫌でなければアリ
優しいだけの男性が「生理的に嫌でないかどうか」は自分の心の中で確認する必要があります。
「いっしょに人生を過ごせるレベルかどうか」を考えてみましょう。
そんな姿を見て「嫌だな」と思うなら、その彼と結婚するのはやめておいたほうがいいでしょう。
優しいだけの男性は、小さなことでも決断することが苦手です。それなら、「私はパスタとピザが食べたい」と言ってしまえば、彼はあなたに料理のオーダーを譲ってくれて、思い通りのメニューがたくさん食べられるかもしれませんよ。
このように、小さな決断を譲ってくれることにメリットを感じるなら、優しいだけの男性と結婚してもいいのではないでしょうか?
優しいだけの男性と付き合ったり結婚する注意点3選
ただし、優しいだけの男性と付き合ったりすることには注意点もあります。
優しさにはいろいろな種類があるので、全ての人に当てはまるわけではありません。しかし、これから紹介するような兆候が見えたら、結婚には慎重になることをおすすめします。
注意点①実はDV?過干渉すぎる優しさには要注意
「夜道はあぶないから、夜は歩かないようにね」と、言われたら、最初は「優しい人!」と思うかもしれませんね。
しかし実は友達との飲み会に行くことを中止させようとする狙いが含まれていたらどうでしょうか?
実は見せかけの優しさをふりかざして、過干渉になっている場合もあります。
「彼は心配しているだけ。私が我慢して、遊びに行かなければいい」と、DVに気が付かない女性もいます。
彼の優しさゆえの制限に、ついついイライラしてしまったり、反発してしまうなら要注意。距離を置いたり別れたりするのを検討しても良いかもしれません。
注意点②優しすぎて、ブラック労働をしていないか?
優しい彼は職場で「都合のいい人」として扱われて、残業などを押し付けられていないでしょうか?
優しい人は懐が深いため、普通の人なら辞めてしまうようなブラック企業に勤めていたり、長時間労働を強いられているパターンもよくあります。
付き合うだけならまだ良いかもしれませんが、子供ができると女性側もワンオペ育児を強いられて大変です。
優しいタイプの人は、仕事はすぐやめないという良いところはあるのですが、「断れない」という悪い面があります。ただ、ホワイト企業に勤めていれば、そこまで無理をすることは少ないでしょう。
優しすぎる男性と結婚するなら、彼が「ブラック企業に勤めていないか?」を考慮してみましょう。
注意点③嫁姑問題に発展可能性!彼は、両親に意見できる?
優しいだけの彼は、一体どうしてそのような性格になったのか、聞いたことはありますか?
彼の家庭環境の中には、性格がキツい人物がいる可能性が高いです。彼は家族のバランスをとるために優しいだけの性格になってしまった、被害者的な一面もあるのかもしれません。
まず彼の家庭環境を知って、幼少期にモラハラを受けていなかったかをチェックするのがおすすめです。
優しいだけの彼は、自分の母親や父親に意見できません。そして、家族全員の味方になろうとして失敗するのが目に見えています。
まとめ
優しいだけの男性は万人受けするタイプではありません。
あなたが「男性に引っ張って欲しい」というタイプなら、優しすぎる男性と付き合ったり結婚するのはストレスが溜まるので要注意。
しかし、あなた自身がグイグイ引っ張っていけるタイプなら、いつも文句を言わず付いてきてくれる「優しい彼」とは相性がよく、意外なおしどり夫婦になる可能性もあります。
最初は「優しいだけの男」でも、付き合ううちに「優しいだけじゃない男」とポジティブに思える要素がありそうなら、結婚を考えてみても良いのではないでしょうか。
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