「35歳の婚活は難しい」という言葉を耳にしたことのある人も多いかと思います。
実際、婚活をしていて、なかなか上手くいかないことが続くと、心身ともに疲れてきます。そんな時、年齢に関係なく「疲れない婚活の仕方」があるものならば、知っておきたいものですよね。
じつは、その方法があるのです。
そこで、今回は「婚活疲れの心のケア」と「疲れない婚活」の仕方を解説していきます。この方法を知って「疲れない婚活」を展開できるようにしておきましょう。
どうして婚活に疲れるのか 婚活疲れの3つの理由と対処法
まずは「疲れ」というものがどのように発生するのか、その「理由」を知りましょう。
同じことをしていても「疲れる人」と「疲れない人」がいます。この違いは一体、どこにあるのでしょうか。
じつは「疲れ」には明確な理由があり、その理由が判れば「疲れ」への「対処法」も、おのずと見えてきます。
この「対処法」を実行するだけで、グッと婚活の考え方も変わり「疲れない婚活」が可能となります。
理由1:婚活が上手くいかないから
人は、物事が上手くいかない時に「疲れ」を感じはじめます。何事であっても、物事が上手くスムーズにいっている時には、まったく疲れを感じません。
何かに夢中になっている時に、「まったく疲れることもなく、アッという間に時間が過ぎていた」なんて経験もあるかと思います。
婚活疲れの一番の理由は、やはり婚活が上手くいかないことにあります。
対処法:理想や条件を見直してみる
婚活が上手くいかない時、一番大切なことは「理想や条件を見直してみる」ということです。たとえば、何かの目標を設定した時、高すぎる目標を立ててしまうと、なかなか実現することが出来ず、疲れを感じ始めます。
このような時、どうすれば疲れを感じなくなるかと言うと、「目標を設定し直す」ということです。もう少し実現可能な目標に変えることで、気持ちが楽になり、疲れを感じなくなります。
そして、再び目標に向かってゆくことが出来ます。これは決して、妥協ではありません。あくまで、前進の為の「見直し」です。
婚活も同じです。実現可能な前進の為の「理想と条件の見直し」をしてみてください。そうすることで、確実に気持ちが楽になり、自然と前に進む気持ちも湧いてきます。
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理由2:思考の負のスパイラルに陥り、自分を責めるから
物事がなかなか思うように進まず結果が出ないとマイナス思考に傾きます。しかし、それだけならば、さほど疲れません。
ところが「どうして自分はダメなのだろう」と、自分を責めはじめます。すると、思考がさらにマイナスに傾き負のスパイラルに突入し、途端に疲れ出すのです。じつは、これが「疲れ」の理由なのです。
本当は、自分で自分を責めなければ、さほど疲れません。
仕事で小さなミスをした時、誰にも責められなければどうでしょうか。さほど「疲れ」は感じません。
しかし、その小さなミスを誰かに執拗に責められ続けたらどうでしょうか。そのストレスから大きな「疲れ」を感じます。
じつは、このように、婚活での「疲れ」の最大の理由は「自分自身を責めることで発生させてしまっている」わけです。
対処法:自分を責めるのではなく、自分を温かく応援する
物事が上手くいかない時、自分を責めないことが大切です。では、どうすれば自分を責めなくなるでしょうか。
それには、少し視点を変えてみてください。たとえば、あなたの大切な友人が、婚活が上手くいかず落ち込んでいたとします。その時、あなたはどうしますか。
おそらくは、「温かい目で見守る」「励ましの言葉をかける」このどちらかではないでしょうか。決して責めることはしないはずです。
あなたは、きっと友人に優しく接することが出来ます。これと同じことを、あなた自身にもしてあげてください。
これが「自分を愛す」ということです。
自分自身を「温かい目で見守る」、自分自身に「励ましの言葉を掛ける」これをしてみてください。
すると、自分を責めることも無くなり、その結果、必要以上に疲れを感じることも無くなります。婚活では、この状態で、自分を磨き高めていくことが大切です。
理由3:得るものがないと人は疲れる
人は「何も得ていない」と考えることで「疲れ」を感じます。たとえ大変な思いをしたとしても、それなりに「得るものがある」時には、さほど「疲れ」を感じません。
しかし、あれほどがんばったのに「何も得るものがなかった」と考えた時には、どっと疲れが出てきます。つまり、「何も得ていない」という思考によって疲れているわけです。
その思考を少し工夫することで、大きく「疲れ」を感じない体質へと変わることが出来ます。
対処法:失敗から教訓を得る 失敗も成功のうち
「何も得ていない」という思考から疲れるということは、つまり「何かを得る」ことができれば、さほど疲れを感じなくなるということです。
そこで大切になるのが「教訓を得る」ということです。
婚活が思い通りの結果が出なかった時、その出来事を振り返り、そこから1つだけ教訓を見つけ出してください。
「もう少し相手の立場で考えてみよう」「もう少し笑顔を心がけよう」など、どんな教訓でも大丈夫です。
その教訓が、必ず、次に役立ちます。失敗から学び、成功へと繋げていくわけです。
こうすることで、「何も得ていない」という思考はなくなります。むしろ、確実に大切な教訓を「得ている」と思考が働きますので、疲れを感じにくい体質へと変わっていきます。
婚活に疲れた時の対処法 心のセルフケアの仕方
実際に、心身ともに疲れてしまった時には、なかなか行動がとれなくなることもあるかと思います。そんな時には、しっかりとリフレッシュして、心身を回復させておきましょう。
そこで、実際に疲れてしまった時の「心のセルフケア」の方法をお伝えします。しっかりと、心をセルフケアすることで、疲れから回復させることが出来ます。すると、再び前に進む気持ちが自然と蘇ってきます。
セルフケア1:心から楽しいと感じる時間を作る
心身が疲れてしまった時、基本的には「しっかりと休む」ことが大切ですが、じつは、その上をいく方法があります。それは「自分が心から楽しいと感じることをする」ということです。
一旦、婚活のことから離れて、自分がしたいことをしてみて下さい。
「何か美味しいものを食べに行く」「カラオケで思いっきり歌ってみる」「観たかった映画を観てみる」「欲しかったものを買ってみる」「楽しかった時の思い出の写真を見てみる」「友人と楽しく会話をしてみる」など、どんなにカンタンで小さなことでもよいので、『自分の心が喜ぶこと』をしてみてください。
すると、心身の疲れが取れるだけでなく、自然と人生を前に進めようという気持ちが心の底から湧き上がってきます。
セルフケア2:思考のポジティブチェックをする ストップ法
疲れている時は、ついついマイナス思考になりがちですが、このマイナス思考をクリアする為の、とても良い方法があります。
マイナス思考になった時には、「ストップ!」とか「やめやめ!」と声に出してマイナス思考を辞める宣言をしてみてください。すると本当にマイナス思考が止まります。
じつは、これを心理学では「ストップ法」と言います。
時々、「いかん、いかん」と自分の思考を振り払っている人を見たことがあるかと思います。それがストップ法なのです。
とても簡単な方法ですが、実際にやってみると、かなりの効果があることが実感できます。
マイナス思考の時には、その都度「ストップ」と声に出してください。そうすることで、確実にマイナス思考をクリアできる体質へと変わっていきます。
セルフケア3:部屋に花を飾る フラワーセラピー
お手軽で、しかも大きな効果があるセルフケア方法をご紹介しましょう。それは「部屋に花を飾る」という方法です。
フラワーセラピーでもお馴染みの話ですが、花には癒しの効果があります。人はキレイなものを見ることで、心が落ち着きます。しかし、花の良いところはそれだけではありません。バラの花などはとても美しい香りがします。
花は視覚的のみならず、嗅覚的にも癒しを与えてくれるわけです。
部屋に花を飾る時のポイントは、水をかえることと、しおれてきたら取り換えるということです。
この時、これまで癒しをしてくれていた花に「どうもありがとう」と感謝の気持ちを伝えて取り換えてください。そうすることで感謝の気持ちがわき、自分自身の癒しにも繋がります。
35歳、疲れない婚活の仕方 疲れない為の5つのコツ
ここまで、「疲れの理由と対処法」と「心のセルフケアの方法」を見てきました。
いよいよ、次は「疲れない婚活の仕方」と「5つのコツ」を解説していきます。
何事もコツを知っているのと知らないのでは、大きく道が分かれます。そして、当然、結果も違ってきます。
しっかりと「疲れない婚活の仕方」と「5つのコツ」を知り、疲れることなく婚活を進めていきましょう。
コツ1:心のセフルケアと婚活を並行して行う
まず大切なことは、婚活だけに没頭しないということです。「効率良く仕事の出来る人は、よく働き、よく遊ぶ」という話を聞いたことがあるかと思います。そのように本来「仕事」と「自分の心が喜ぶことをすること」は2つで1つです。
婚活もそれと同じです。「婚活」と「心のセルフケア」は2つで1つ、つまりクルマの両輪だと考えてください。
どちらか一方の車輪が回っているだけでは、空回りしてしまい、上手く前に進むことが出来ません。「婚活」と「心のセルフケア」の両輪がバランスよく回転することで、最も効率よく、前に進むことが出来るわけです。
しっかりと「心のセルフケア」をしながら「婚活」を進めてゆくことで、婚活疲れを回避することが出来ます。
コツ2:意味のある大切なパズルのピース
一回一回の婚活を「意味のある大切な経験」と考えると、疲れなくなります。それは、ちょうどジグソーパズルのピースのようなものです。
1つ1つのピースを集めていくことで、ジグソーパズルが完成します。その1つ1つのピースが集まらないと、決して完成することが出来ないわけです。すべてが必要なピースなのです。
婚活も同じです。一回一回の婚活は、全て学びと成長の為に、必要なピースであり、大切な経験です。
上手くいかない時は「考え方を変えて、軌道修正を」という合図であり、上手くいっている時は「その調子で前進を」という合図と受けとることで、すべての経験が大切なピースとなります。
その一回一回の婚活のピースが集まることで、結婚というゴールが見えてくるわけです。このような思考で婚活をすることで、婚活疲れを回避することが出来ます
コツ3:感謝の気持ちをもって婚活する
感謝の気持ちを持って婚活をすると、疲れなくなります。
「感謝」の反対の行為は「文句」です。実際、文句が多いと疲れますが、感謝が多いと疲れづらくなります。
少し視点を変えて、かりに一回の婚活デートで終わってしまったとしても、もしその日、デートに行かなければ、一人で、ただ家で過ごしていただけかも知れません。
ところが婚活のおかげで「新しい景色を見ることが出来た」「知らない店で美味しい食事が出来た」「人と会話することが出来た」ことを「ありがたい」と考えることで感謝の気持ちがわいてきます。
結婚という結果に直接繋がらなくとも、一回一回の婚活は大切なパズルのピースです。
あなたの人生の大切な経験と考え、感謝の気持ちを持つように心掛けてみてください。すると、婚活自体の見え方も変わり、確実に疲れづらくなります。
コツ4:一旦、シンプルな婚活方法に切り替えてみる
婚活の仕方を、一旦、シンプルな方法に切り替えてみることでも、「疲れない婚活」を展開することが可能です。
人は、時間や労力をつぎ込めば、つぎ込むほど、結果が出ないと疲れを感じます。そこで、なるべくシンプルな方法で婚活を進めてみるというのも1つの手です。
たとえば、「オンライン婚活」を試してみるのもよいかと思います。オンライン婚活であれば、自宅に居ながらにして婚活が出来ます。
時間も労力も、あまり掛けずに婚活できますので、当然、婚活疲れもさほどありません。
婚活の基本は「出会い」です。オンライン婚活であっても、その基本の「出会い」は確実に実行できます。
疲れてしまった時には、このように少し、視点を変えてやり方を変えてみるのもよいわけです。
コツ5:結婚する相手は必ず存在している
「自分にも普通に結婚相手は存在している」と考えると、疲れなくなります。
ある意味、結婚は誰でもできますし、実際、ほとんどの人が結婚をしています。しかし、「自分には結婚相手が存在しないのでは」と考えると、疲れがでてきます。
そのような場合は視点を変えて、学校のクラスでフォークダンスのペアを決めるイメージをしてみてください。一番、ペアになりたい相手とペアになれるかは別にして、あなたにはペアの相手がいませんでしたでしょうか。
いえいえ、あなたにも必ずダンスのペアの相手はいました。
婚活も同じです。婚活を真剣に考えつつも、「自分とペアになってくれる人は誰かな」と、普通に考えてみてください。そうすれば、必ず相手が見えてきます。
35歳、結婚へ向けて まとめ
ちょっとした「心のセルフケア」の工夫と、「思考の仕方」を変えていくことで、「疲れない婚活」を展開することができます。
そして、1つひとつの経験から、「考え方の軌道修正をおこない」「自分を磨き高めていく」ことで、確実に婚活を成功に導くことができます。
今回ご紹介しました「心のセルフケア」や「疲れない婚活」の仕方を、是非、おこなってみてください。前向きに希望をもって行動していくことで、必ず道は開かれます。
あなたと結婚する相手は必ず存在しています。
あなたとペアを組む日を心待ちにしてくれているのです。
あなたの婚活が上手くいきますように、心より願っております。
– Arcadia Rose – 「 K 」
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