なんとなく「いつかは結婚したい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
そして、そのゆるい結婚願望を抱いたまま仕事や趣味で充実した生活を送り…結局、恋愛も結婚もすることなく30代40代になるケースも珍しくありませんよね。
いつか結婚したいと思っていたのに…その「いつか」っていつ来るんだろう?と不安に思う時もあるのではないでしょうか?
大人になると10代の頃みたいに恋に落ちるコトも滅多に無くなります。恋愛さえできないんだから、結婚なんて一生できないのかも…なんて不安になりますよね。
そんな恋愛には落ちにくいけど、いつか結婚したい…という女性を結婚できるマインドに持っていくべく、この記事を書きます。
恋愛体質じゃない人が婚活して気付くコト
「婚活してたくさんの人に出会えば、結婚出来るでしょ!」
と、恋愛体質じゃない人が軽い気持ちで婚活を始めると、苦しむことになります。
なぜなら恋愛体質じゃない人が出会う人数を増やしたところで、恋に落ちる事は無いからです。
恋愛体質じゃない人が婚活をした時に感じるであろう事をご紹介します。
「結婚=恋愛」が絶対条件であることに気付く
昔の日本はお見合い結婚が主流でした。周りがお膳立てをしてくれるので、恋愛をしなくても結婚は出来たのです。ところが現在の結婚の約9割は恋愛結婚。
そして、お見合い結婚をするとしても昔のように「周りに決められた結婚で、結婚式当日に初めて相手に会った…」という事はありません。
つまり現代はお見合い結婚でさえ、自分が相手に好意を持っていなければ出来ないのです。
婚活することで現代の社会システムでは結婚=恋愛感情ありきということを実感させられる事でしょう。
若かったころと大人の恋愛の差に気付く
結婚=恋愛感情が必要と気付いたところで、今の自分には恋をするなんてムリ。と感じませんか?若い頃と違って、大人は恋に落ちにくいのです。
- 恋愛感情だけでは生活できない現実を知っている
- 今までの経験で恋愛に飽きた or 懲りた
- 恋愛以外の楽しみがある
等々…たくさんの理由がありますよね。
また、若い頃なら相手に欠点があったとしても「これから大人になるにつれて一緒に直していけばいいワ☆」と伸びしろを感じます。
ところが大人になって相手に欠点を見つけたら「今まで直すことが出来なかったのだから、今後直ることは無いだろう」と思いますよね。
大人の恋愛はハードルが高くなって当たり前ですね。
あなただけじゃないから大丈夫。大人の独身女性はみんな恋に落ちにくくなっているモノなのです。
実は婚活は恋愛体質じゃない人の方が有利
ここまで読んだ方は「結婚に恋愛感情が必須なら、恋愛体質じゃない私が婚活したところでムダじゃないか!」と思ったのではないでしょうか。
でも実は恋愛体質じゃない人の方が婚活でイイ結婚をするのに有利なのです!
その理由を1つずつ確認していきましょう。
恋に盲目になって相手を選んでしまわない
恋愛体質の人は人を好きになることが出来ますが…好きになった相手が結婚に向いているとは限りません。
たとえば出会った相手が暴力的な人だったとしましょう。恋愛体質じゃない人だったら、速攻で離れることが出来ますよね。
でも恋愛体質の人だったら「私が直してあげる!」と一緒に生きる事を選ぶ可能性があります。
恋愛体質じゃない人は感情を捨てて相手を見極められます。
冷静な相手選びは幸せな結婚をするにおいて一番大切です。
恋愛に必死ではないから余裕が生まれる
「余裕のある人はモテる」なんてよく聞きますが、まさに恋愛体質じゃない人は「余裕のある人」に見られやすいです。
そして男性は追われるよりも追いたい人が多い。
すぐに恋愛に落ちる女性よりも、簡単に手に入りそうもない女性に強く惹かれるのです。(※モテない男性ならすぐに落ちる女性の方に惹かれるかもしれませんが)
恋愛体質じゃないというコト自体は男性側にとってマイナス要素ではないのですね。
実は…結婚に恋愛感情はいらない
前の章で「結婚=恋愛感情必須」と言ったのに、矛盾していますよね?
恋愛感情必須と思っているのは、世間一般的の話です。
実際には、女性側は恋愛感情が無くても幸せな結婚が出来るのです。詳しくは次の章でお話しするとして…
不思議なことに男性は結婚するのに恋愛感情が大切であるように感じます。
筆者の身の回りの既婚者男性を見ると、女性からせがまれて結婚した男性よりも、女性の事が大好きで求婚して結婚できた!という男性の方が幸せそうに見えます。
みなさんの周りではいかがでしょうか?
恋愛をしなくても幸せな結婚は出来る
筆者も恋愛体質ではありません。
4年間の婚活で1000人に出会いましたが、誰にも恋することは出来ませんでした。そして最後には観念して恋愛感情の無い相手と結婚することにしました。
そして現在、その選択にまったく後悔をしていないのです。
私の体験を踏まえて感じた、恋愛体質じゃない人が幸せな結婚をするためのポイントをご紹介いたします。
生理的にムリな人は何をしてもムリ
婚活中、すべての条件がイイのにナゼか生理的に受け付けない…という人に出会いました。
「この人を好きになれたら楽なのに…」と思って何か月も努力しました。ですが結局、生理的にムリな人は何をしてもムリなのだと痛感して会うのをやめました。
これはお相手に悪い所があったという話ではなく、単に相手と自分の相性が悪かったという話です。
生理的にムリと思った時は、相手も自分も他の人と結ばれた方がしっくりくるのだと思います。
恋愛体質じゃない人が結婚するのなら「生理的にムリでは無いし、キスも抵抗感なくできる」という人を選ぶのがポイントです。
恋愛体質じゃない人が「キスが抵抗感なくできる」と思う状態は、恋愛体質の人だったら恋に落ちている状態だと言えるかもしれませんね。
既婚者おばさんの言葉を信じる勇気
私が夫と結婚しようか迷っていた時、周りの既婚者おばさん達に「恋愛感情がない相手と結婚するコト」について相談しました。
彼女たちは口をそろえて「ドキドキする感情なんてどうせ無くなるの!恋愛感情がナイなんてどうでもいいわよ!」と言うのです。
既婚者おばさん達が重視すべきと言ったのは、相手の性格や条件でした。
結婚は生活するということ。たしかに生活に恋愛感情は必要ありませんよね。
それでも私は恋愛感情が無いまま結婚するのに抵抗感を拭いきれませんでしたが、既婚者おばさんの言葉を信じて結婚することを決めました。
愛は結婚生活していれば勝手に生まれる
あんなに「恋愛感情が沸かない」と悩んだまま結婚した私ですが、婚姻後3ヵ月頃には夫がダイスキになっていました。
ドキドキする恋ではないですが、愛を感じます。性格がイイ人と一緒に生活していて、愛情がわかないわけがないと納得しました。
でも夫がただの「彼氏」だったら、この感情は生まれなかったでしょう。
「彼氏」は、言葉一つで別れる可能性のある人なので、心からの安心はできなかったと思います。
以上の経験から、いま私は既婚者おばさんとして「恋愛感情無くても結婚しても大丈夫よぉ!」と断言できます。
ただし相手がイイ人である事が条件なので、感情に左右されない冷静な視点でお相手を見極めて行きたいですね。
まとめ
以上、恋愛体質じゃない女性が結婚するには…でした。
この記事はゆるい結婚願望がある女性に向けて書かせてただきました。
最後になりましたが、今は恋愛や結婚をしなくても幸せに生きていける時代ですし「私は一生結婚しないよ!」と思っている人がいれば、その選択もイイね!と思います。
皆さんが自分の一番心地よいと想える生活環境が見つかりますように。
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