「涙活(るいかつ)」という言葉を1度は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
しかし「涙活」という言葉を知っていても、
- 涙活とはどんな意味なのか
- 涙活にはどんな効果があるのか
などは知らない人も多いと思います。
そこでこの記事では、涙活の意味や効果などについて知らない方のために、涙活について徹底解説していきます。
具体的には
- 涙活とは
- 涙活を実践するための4つのポイント
- 涙活にオススメのアニメ2選
の順番にご紹介していきます。
10分くらいで読める内容になっていますので、ぜひご一読下さい!
涙活とは
涙活とは、簡単に言うと「意識的に涙を流すことによってストレスを解消する活動」のこと。
意識的に涙を流すために、映画や本や音楽などを利用して行います。
ではなぜ、意識的に涙を流すとストレスが解消できるのかを解説していきます。
人間の自律神経は涙を流すことによって、興奮などを促す交感神経から、リラックスモードになる副交感神経が優位な状態に変わります。
副交感神経が優位な状態になることでストレスを解消することができると考えられているのです。
しかし、ここで1つ注意しておきたいことは、ストレス解消に効果があるのは「情動の涙」のみということ。
「情動の涙」とは、感動した時や悲しい時に流す涙のことです。
ですので、玉ねぎを切る時に出るような「反射の涙」ではストレスを解消することはできません。
また、涙を流すことによって得られるストレス解消効果は1週間も続くことが医学的にも証明されています。
ですので、1週間に1回涙活を行って涙を流すことで、ストレスを溜め込まない生活を送ることができるようになります。
涙活を実践するための4つのポイント
ここまで涙活の意味について紹介してきました。
しかし、
- どうしたら意識的に泣くことができるのか
- どうしたら涙活を継続的に行うことができるのか
などが分からないと思います。
そこで、ここからは涙活を実践するためのポイントを4つ紹介していきます。
具体的には、
- 泣くために「映画・本・音楽」などを利用する
- 自分が泣けるジャンルを見つける
- 休日前夜に涙活をする
- 涙活イベントに参加する
の4つです。
それでは1つずつ紹介していきます。
泣くために「映画・本・音楽」を利用する
涙活で意識的に泣くためには、「映画・本・音楽」を利用するのがおすすめ。
映画や本の物語に感情移入したり、音楽を聞いて過去の自分の経験を思い出したりすることで、簡単に涙を流すことができるようになります。
「泣ける〇〇」で映画・本・音楽を検索すると、感情移入できるような作品がたくさん出てきます。
その中から興味のあるものを見たり聴いたりしてみると良いでしょう。
また、感動して涙を流したことがある映画を再度見返してみたり、苦しかった時期に励まされていた音楽を久しぶりに聞いてみたりして涙を流す方法もあります。
このように映画・本・音楽は、意識的に情動の涙を流す上でとても役に立ちます。
涙活を始めてみたいという方は、ぜひ映画・本・音楽を利用してみましょう。
自分が泣けるジャンルを見つける
泣けるジャンルというのは人それぞれ違うもの。
ですので、自分が泣けるジャンルを見つけることは、涙活をする上で大事なポイントです。
自分が泣けるジャンルを知っておくと、そのジャンルに沿った映画・本・音楽などを利用して簡単に涙を流すことができるようになります。
例えば、
- 友情物語には感動しないけど、家族愛の物語には感動する
- ヒューマンドラマよりも動物ドキュメンタリー映画に感動する
- ラブストーリーよりもスポーツ系の青春物語の方が感動する
などのように、泣けるジャンルは人それぞれ違います。
ちなみに私の場合は、ラブストーリーにはあまり感動しませんが、友情物語にはとても感動するタイプです。
ですので、ぜひいろいろなジャンルの映画・本・音楽を見たり聴いたりして自分の泣けるジャンルを見つけてみましょう。
自分の泣けるジャンルを見つけることができれば、簡単に涙を流すことができるようになり、涙活の継続もしやすくなります。
休日前夜に涙活をする
涙活をするのは、休日前夜がとてもおすすめです。
理由は3つあります。
- 翌日が休日なので余計なことを考えずに、心身共にリラックスして涙活をすることができる
- 翌日の起床時間を気にしなくても良いので、映画を見たり、アニメを全話一気見したりと、思う存分涙活に時間を割くことができる
- 毎週決まった日に休日がある人に限りますが、1週間に1回のサイクルで涙活を継続することができる(涙を流すことでストレス解消効果は1週間続くので、ストレスを溜め込まない生活にできる)
これらのことから、涙活をするには休日前夜がおすすめと言えます。
これから涙活を始めてみたいという方は、ぜひ休日前夜に始めてみてください。
涙活イベントに参加する
どうしても1人だと泣けない
会社では泣けないし、家族がいるから家でも泣けない…
というような方には涙活イベントに参加することをオススメします。
涙活イベントとは、簡単に言うと複数人が集まって映像や音楽や朗読を見て聞いて一緒に泣くというイベントです。
涙活イベントに参加すると、他の参加者からのもらい涙などもあって、普段1人だと泣けない人も泣きやすくなっています。
また、涙活イベントは泣きたい人が集まっているので、泣くことを恥ずかしがる必要もありません。
普段会社にも家にも泣き場所がない人でも思う存分泣くことができます。
ぜひ1人では泣けない人や泣き場所がないという方は、涙活イベントに参加してみてはどうでしょうか。
涙活にオススメのアニメ2選
ここからは涙活にオススメのアニメ2選を紹介していきます。
私が実際に視聴して涙を流したことのあるアニメを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
宇宙よりも遠い場所
宇宙よりも遠い場所は、少女4人が一緒に南極を目指すというストーリーのアニメです。
しかし、それぞの目的は「高校の思い出作り」「友達との青春」「とにかく遠くに行きたい」「消息を絶った母親を探して」とバラバラ。
そんな4人が一緒に南極を目指していく中で絆が芽生えたり、新しい価値観を得て成長したり、時には本気でぶつかったりと、そんなキラキラとした青春は見ていて胸が熱くなります。
- 現状を変えたいけど勇気が出ない
- 忙しい毎日に忙殺されてワクワクする気持ちを忘れている
という人におすすめ。
ふとしたシーンでポロリと涙が出てきます。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は「あの花」の愛称で聞いたことがある人も多いかと思います。
仲の良かった男女6人組が、その中の1人の少女の事故死によって段々と疎遠になってしまいます。
しかし、数年後のある日に主人公の前に事故死したはずの少女が幽霊になって現れます。
それをきっかけに疎遠になっていた仲良し6人組の距離が段々と縮まっていくというストーリーのアニメ。
6人それぞれの後悔や葛藤、心の成長を見ていると思わず涙がこぼれてしまいます。
また、あの花は全部で11話と話数も少ないので時間がある時に一気見することもできます。
- とにかく泣きたい人
- 一気見したい人
に強くおすすめします。
涙活で思いっきり泣いてストレスを発散しよう!
いかがでしたか?
- 涙活とは
- 涙活を実践するための4つのポイント
- 涙活にオススメのアニメ2選
を紹介してきました。
涙活とは、情動の涙を流すことによってストレスを解消する活動のことです。
しかも、涙を流すことでのストレス解消効果は1週間もあります。
ぜひ1週間に1回の涙活を習慣化して、ストレスを溜め込まない生活を作っていきましょう!