「博物館」ってどんなイメージを持っていますか?
古代の文書やミイラや壺が、ガラスケースの中に展示されている静かな空間を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
でも、実は博物館って、もっともっと楽しい場所なんです!
いろんな体験ができて、まるでテーマパークみたい。
アトラクション感覚で楽しめる博物館が、国内にもたくさんあるんですよ~。
この記事では、家族や友達といっしょに行けばきっと盛り上がる!おすすめの博物館をご紹介します。
体験しながら楽しめる!気になる博物館7選
日本に博物館っていくつあるかご存知ですか?
その数なんと、5,690館!!(平成27年10月時点・文化庁)
ちなみにこの中には、「美術館」(1064)や「動物園・植物園・水族館」(合わせて400ほど)なども含まれています。
そりゃ選べないわ…ひとくちに博物館といっても、ジャンルも多すぎますもんね。
ということで、私ライター・ユキが7つに厳選してお届けします。
私は美術館が大好きでよく行くんですが、実は博物館ってあんまり行ったことがないんですよね。
今回は、調べていて「ここ行ってみたい!」「これ絶対楽しい!!」とテンションの上がった博物館を選んでみました!
1、福井県立恐竜博物館
福井県勝山市にある、福井県立恐竜博物館。
勝山市には、恐竜や古代生物の化石がよく発見されている地層があります。
国内最大級の恐竜博物館には、子どもだけでなく大人も楽しめる展示がいっぱい!
原寸大サイズの恐竜(しかも動く!)や、化石、発掘作業などなど…
建築も美しく、スケールの大きな、見どころたっぷりの博物館です。
名称 | 福井県立恐竜博物館 |
所在地 | 福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内 |
開館時間 | 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) 3連休やハイシーズンは、午前8時30分開館、午後6時閉館(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 第2・4水曜日(祝日の時は翌日が休館、夏休み期間は無休)、 年末年始(12月29日から1月2日) |
入場料 | 小中学生:260円、高校・大学生:410円、一般:720円 |
アクセス・駐車場 | JR福井駅下車、えちぜん鉄道勝山永平寺線「勝山行き」乗車(約1時間)→勝山駅下車、コミュニティバスにて約15分またはタクシーにて約10分 駐車場あり(無料) |
公式サイト | https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/ |
ちなみに、ゴールデンウィークなどは駐車場に入る車の行列ができるほど混雑します。
時間を調節するなどして、混雑を避けて楽しめるといいですね。
2、京都鉄道博物館
2016年にオープンした京都鉄道博物館。
新しい京都の名所として、とっても気になるスポットです。
展示は、引退した列車の車体や、大きなジオラマの鉄道など。
お昼には駅弁を買って、食堂車で食べられます。
テラスからは、五重の塔などの京都らしい景色の中を新幹線が走り抜ける様子が見られるとか。
屋外には、機関車トーマスの世界のような、車庫と回転台。
鉄道マニアはもちろん、鉄道にそれほど興味がない人でも楽しめそうですよね!
名称 | 京都鉄道博物館 |
所在地 | 京都市下京区観喜寺町 |
開館時間 | 10:00~17:30 *入館は17:00まで |
休館日 | 毎週水曜日(祝日は開館)・年末年始 |
入場料 | 一般1,200円 大学生・高校生1,000円 中学生・小学生500円 幼児(3歳以上)200円 |
アクセス・駐車場 | JR京都駅からバスで10分 駐車場なし |
公式サイト | https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/ |
3、新横浜ラーメン博物館
新横浜駅の近くにある、新横浜ラーメン博物館、通称「ラー博」。
1994年にオープンした、20年以上の歴史ある博物館です。
館内は昭和33年の街並みが再現され、ノスタルジックな雰囲気となっています。
全国のラーメンが集結し、季節限定メニューや、ここでしか食べられないラーメンもあるみたいですよ!
ラーメンだけでなく、駄菓子屋やスナックなどもあり、昭和の下町にタイムスリップしたような時間が楽しめそうです。
また、紙芝居や歌謡ショーなどの昭和感あるイベントも。
お腹を空かせて、ラーメン食べ比べしたいですね〜!
名称 | 新横浜ラーメン博物館 |
所在地 | 横浜市港北区新横浜2-14-21 |
開館時間 | 11:00~21:30(日・祝10:30~)※ラストオーダーは閉館時間の30分前 |
休館日 | 年末年始 |
入場料 | 大人 (中学生以上)310円、小人 (小学生)、シニア (60歳以上)100円、未就学児無料 |
アクセス・駐車場 | 新横浜駅(JR東海道新幹線・JR横浜線、横浜市営地下鉄線)より徒歩5分 横浜市営地下鉄8番出口より徒歩1分 駐車場あり(30分250円(館内利用で30分無料) |
公式サイト | http://www.raumen.co.jp/ |
4、カップヌードルミュージアム
またラーメン?そう、ラーメン好きなのでラーメン推しです。
カップヌードルミュージアムは、大阪の池田市にあります。(横浜にもあります)
カップヌードルミュージアムといえば、オリジナルカップヌードル作り!
自分の好きな具を選んで、自分好みのカップヌードルが作れちゃうという、ちょっとしたぜいたくを楽しめる、うれしい体験ですよね。
カップヌードルミュージアムは、別名「安藤百福発明記念館」。
安藤百福さんは、NHKの朝ドラ「まんぷく」のモデルとしても取り上げられた、カップヌードルの生みの親です。
「まんぷく」を観ていた人には、「あ!これですね、萬平さん!!」とテンション上がる展示内容が勢ぞろいのはず!
子どもから大人まで楽しめるカップヌードルミュージアム、一度家族で行ってみたいなぁ…。
名称 | カップヌードルミュージアム |
所在地 | 大阪府池田市満寿美町8-25 |
開館時間 | 9:30 〜 16:30 (入館は15:30まで) |
休館日 | 火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始 |
入場料 | 無料(体験などは有料) |
アクセス・駐車場 | 阪急宝塚線「池田駅」より徒歩5分 駐車場あり(60分 / 300円) |
公式サイト | https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/ |
5、名古屋市科学館
名古屋市科学館は、愛知県名古屋市の街中にあります。
建物のシンボルともいえる球体の中には、なんと世界最大のプラネタリウムが入っているとか。
なんでも、ギネスにも認定されている、正真正銘の世界一だそうです。
こ、これは見てみたい…!
いったいどんな宇宙が広がっているんでしょうか。
さらに、外観のインパクトや巨大プラネタリウムもさることながら、ニュースにもなった以下のエピソードは記憶にあたらしいのではないでしょうか。
雷すごくて名古屋市科学館の球体の下で雨宿りしてたのだけど、科学館の対応が本当に素晴らしい件。
閉館時間過ぎてもロビーを開放→空調切れているからと団扇を配布→小さい子もいて疲れてしまうからと施設内の休憩所開放→「簡単な実験をやりまーす」と職員の方がイベントをやってくれている😭✨— aibo👐 (@aiboaiboaibo) August 2, 2016
突然の豪雨でプラネ最終回を見た後、帰れなくなってしまった方々に、雨やどりの一興、Y学芸員による即席実験ショーが開催されました(^-^) pic.twitter.com/eKeclnT4b3
— 名古屋市科学館🍩プラネタリウム非公式です。 (@nagoya_planet) August 2, 2016
名古屋市科学館には、上記の口コミのように、粋な計らいや優しい対応をしてくれる職員さんたちがいるんですね。
ぜひ一度行ってみたいです。
名称 | 名古屋市科学館 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号 芸術と科学の杜・白川公園内 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時00分 ※入館は午後4時30分まで |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
入場料 | 中学生以下:無料 高校・大学生:200円(プラネタリウム利用は+300円) 大人:400円(プラネタリウム利用は+400円) |
アクセス・駐車場 | 地下鉄「伏見駅」下車徒歩5分 駐車場あり(30分180円) |
公式サイト | http://www.ncsm.city.nagoya.jp/ |
6、網走監獄博物館
名前からしてインパクトの強い、網走監獄博物館。
北海道の東部に位置する網走市にあります。世界遺産・知床半島のふもとですね。
異色の博物館、でも一度見たら忘れられない、気になってしょうがない…
網走刑務所は現在も網走市内にありますが、この博物館は昭和初期に使用されていた建物を移築して展示したものだそう。
なぜ網走監獄が博物館として残されたのか、監獄での生活はどんなものだったのか、歴史とともに深く学ぶことができる展示となっています。
とくに気になるのが、食堂の「監獄食」というメニュー。
それおいしいの…?という疑問を持ちつつも、怖いもの見たさで一度体験してみたいですね。
漫画「ゴールデンカムイ」や、映画・ドラマなどのモデルやロケ地にもなっている網走監獄博物館。
北海道旅行の折には、ぜひ訪れてみたい博物館です!
名称 | 網走監獄(あばしりかんごく)博物館 |
所在地 | 北海道網走市字呼人1-1 |
開館時間 | 5月 – 9月 8:30 – 18:00 10月 – 4月 9:00 – 17:00 |
休館日 | 年中無休 |
入場料 | 小中学生:540円 高校・大学生:750円 大人:1080円 |
アクセス・駐車場 | JR網走駅からバス10分 駐車場あり(無料) |
公式サイト | https://www.kangoku.jp/ |
7、岩下の新生姜ミュージアム
最後は、栃木県にある「岩下の新生姜ミュージアム」です。
数年前、栃木に住んでいる友人に教えてもらって以来、気になって気になってしょうがないスポット。
はじめは「新生姜?なにそれ?」って感じだったのですが、テレビやメディアなどで取り上げられたり、「過激すぎてアイテム販売休止」ってニュースになっていたりして、なにかと話題性のある場所なのだと知りました。
一度、岩下の新生姜をお土産でもらって食べましたが、スッキリとした味わいでおいしかったですよ!
しかし、新生姜ミュージアムは外観も内観もピンク、ピンク、ピンク…攻めてます(笑)
マツコの「月曜から夜更かし」でもクレイジーだと話題になったとか。
そのクレイジーさ、一度行くと病みつきになるのでしょうか…
名称 | 岩下の新生姜ミュージアム |
所在地 | 栃木県栃木市本町1-25 |
開館時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 火曜日(祝日除く)、年末年始 |
入場料 | 無料 |
アクセス・駐車場 | 栃木駅から徒歩12分 駐車場有(無料) |
公式サイト | https://shinshoga-museum.com/ |
まとめ
家族や友達と、テーマパークのように体験しながら楽しめる博物館を7つご紹介しました。
・福井県立恐竜博物館
・京都鉄道博物館
・新横浜ラーメン博物館
・カップヌードルミュージアム
・名古屋市科学館
・網走監獄博物館
・岩下の新生姜ミュージアム
気になる博物館はありましたか?
次回の旅行のプランには、ぜひ博物館での時間を組み込んでみてくださいね。
きっと、忘れられない楽しい体験ができるはずです!