【体験談】女の人生って何だろう?結婚・出産を機に働く女性のライフプランを考える

私はいま、フルタイム会社員+ライターとしてダブルワークをしています。
同時に、6歳と3歳の2人の娘を育てるでもあります。

いま私が感じているのは、「子どもがいたって、やりたい仕事はできる」ということ。

「結婚したら、仕事をやめなくちゃいけないの?」
「育休を取得したら、職場に居場所がなくなるの?」

仕事を続けたいけど、結婚や出産でキャリアが途切れそうで踏み出せず、悩んでいる人もいるんじゃないでしょうか。

でも、2人の子どもがいてもやりたい仕事に向き合える、私のような人生もあります。
ひとつの可能性として、女性のライフプランを一緒に考えてみませんか?

 

人生、いつだって巻き返せる。

「20代のうちは仕事がしたい。結婚願望もないし、バリバリ働いてキャリアウーマンになって、30歳ぐらいで結婚できればいいや」
大学卒業後、新卒で就職した頃の私は、そう思っていました。
しかし実際は、24歳で結婚して、長女を26歳、次女を29歳で出産。

現在の日本では、女性の出産平均年齢は30.7歳です(平成28年)。
私は、平均を5歳近く下回る、いわゆる「若いママ」になったのです。

娘たちが6歳・3歳になり、私も32歳になった今でこそ、仕事に花を咲かせています。
しかし、前向きにそう思えるまでには、少なからず葛藤がありました。

 

同世代の友人たちは海外旅行へ…隣の芝生が青かったあの頃

私が長女を出産したのが26歳のとき。
26歳といえば、新卒で就職した人たちは、自分の仕事にも慣れてくる頃です。
出産前、自宅で絶対安静を告げられた私は、同級生たちの楽しそうな飲み会や海外旅行の様子を、SNSで眺めていました。

飲み会も旅行も大好きな私は、正直うらやましくて、疎外感を感じずにはいられませんでした。

「産んだらきっと、家族との楽しい時間が待っているはず…」

そう自分に言い聞かせて、今は産まれてくる子のために静かな時間を過ごそう、と思ったのでした。
でも正直、家で寝ていることしかできない時間は、かなりつらかったです…。

 

制限は増えた。でも選択肢も増えた

無事に出産を終え、子どもとの生活が始まると、意外と子連れでもお出かけできる場所があることに気付きました。
逆に、子どもがいるからこそ行ける場所や、参加できるイベントがたくさんありました。

こんな身近に、こんな場所があったんだ!っという発見の日々。
同じ子育ての悩みを共有できるコミュニティは、私にとって貴重な居場所となりました。

今までみたいに、ひとりで身軽には出かけられない。
でも、子どもを通じて今まで知らなかった人たちと出会い、新しい世界がひらけたような気がしました。
同時に、子どもを育てながらも、いきいきと働く先輩ママたちの姿が、とても輝いて見えたのです。

 

地域性と理解ある家族

さいわい、私の住んでいる地域は待機児童ゼロ。
全国的に見ても子育て支援制度が手厚く、子育てしやすい環境が整っています。
(でも自分が子ども産むまで知りませんでした…そんなありがたいエリアだったとは)

また、夫は私の「子どもがいても働き続けたい」という希望を理解してくれています。
私の性格や行動をよく知っているので、やりたいと言ったら止めても聞かないということもよく分かっているようです(笑)

さらに、夫の実家の近くに住んでいるため、夫の両親が子育てを手伝ってくれることもあります。
地域と家族に助けられ、時に甘えながらも理解して応援してくれる周囲の環境は、とても恵まれているのかもしれませんね。

 

育児しながら働くキャリアってどんな感じ?

私は大学を卒業してから、学校で講師をしていました。
妊娠・出産を機に辞めることになったのですが、講師は期間契約なので、任期が満了すれば、比較的職場に迷惑をかけずに退職することができました。

出産を終えてからも、働きたいという希望はありました。
でも、時間的にも精神的にも負担の大きい学校現場には戻らず、別の仕事を探すことに。
さまざまなタイミングが重なり、少しずつですがキャリアを積み重ねて今に至ります。

 

長女出産、4か月後から内職をはじめる

退職して無収入だったため、まずは家で内職を始めました。
たまたま家の近所の会社が内職を募集していたので、娘が寝ている間にできる仕事は私にぴったりでした。
内容は、縫い物の仕事。
ちょうど出産を機にミシンを買い、子供服や布小物を作っていたので、スキルアップも兼ねて仕事ができ、大変だったけど楽しかったです。

その後、長女が1歳になるタイミングで保育園に預け、別の会社でパートとして勤めることに。
家では引き続き内職をしながら、2年ほど働きました。
そのうち、内職をしている会社から「こちらでパートで働かないか」という打診をもらったのです。
ミシンの仕事は好きだったので、打診を承諾し、内職の会社でパートとして働き始めました。
このとき、もともとパートをしていた会社には時間を調整してもらい、パートの掛け持ちという不思議なダブルワークとなりました…今考えるとなかなか無謀ですね。

 

内職からパートへ。育休取得、そして正社員に

次女の妊娠を機に、パートは内職をしていた会社ひとつに絞りました。

2人目を出産して、半年間の育児休暇を取得。
次女を7か月から保育園に預け、ふたたびパートとして職場復帰しました。

しかし、1日5時間パートで働いた月給が約8万円なのに対して、保育料は2人で約5万弱。
自分の稼ぎの半分以上が保育料に消えていく通帳を見て、
「私、何のために働いてるんだろう…」と茫然としたのをよく覚えています。

その後、会社に交渉し、正社員として雇用してもらうことができました。
今思えば、パート時代の仕事も、着実にキャリアに繋がっていたのです。

 

長女が小学校入学。ライター業をはじめてダブルワークに

会社員として働きつつ、去年からは副業としてライターやデザインの仕事も始めました。
今の環境なら、もっともっと自分の力を活かせる仕事があるんじゃないか?と思ったからです。

家族ですごす時間も、もっと欲しい。
でも、お出かけや旅行もしたいし、いろんなことにチャレンジしたいし、収入も大事。
自分の力で、十分に収入も時間も得られる仕事ができるなら、どんなに良いだろうと思います。

実現するかどうかは分かりません。
会社での仕事もやりがいがあるので、兼業スタイルも悪くないな、という感じです。

まだまだ模索は続きますが、着実に自分の道はひらけている実感を得ています。

 

結婚・出産はキャリアの障壁ではない

結婚すると、立場や生活は変わります。
妊娠・出産は、確実に時間を取られます。
産後の心身の回復や育児環境の整備にかかる時間も、人それぞれ。
人によっては、数ヶ月〜1年以上の時間が必要でしょう。

加えて、待機児童問題などの地域性や、家族の理解など、女性が働く環境をとりまく問題はさまざま。
そう考えると、女性って損だな…と思うこともありますよね。
ただ、仕事をするにはいろいろな方法があるということを知ってほしいです。

私は、ライターの仕事を始めて、自分の原点に立ち返ることができました。
「デザイナーになりたかった中学生の頃の自分」や「学芸員になりたかったけど諦めた自分」を記憶の底から引っ張り上げて、目の前に正座させたのです。
久しぶりに向き合いました。
うまくいかなかった過去が恥ずかしく、実力や努力不足で叶えられなかった夢が情けなくて、忘れようとしていたからです。

向き合って対話すると、少しだけ新しい未来が見えた気がしました。
そして、一度諦めた夢でも、別のアプローチからもう一度近づける可能性があるのかもしれない、と気づいたのです。

結婚や出産を経験してこそ、できる仕事がきっとあります。
すべてのライフイベントは「良いきっかけ」であり、「転換のチャンス」なんじゃないでしょうか。
働き続けたいと思う女性にとって、結婚や出産が「壁」となりませんように。

あなたのライフプランも、全力で応援しています!

 

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