毎日デスクワークをしていると、
「肩が凝ったな〜」
「また足がむくんでいる…」
と疲れが溜まっている人もいるのではないでしょうか。
それでも仕事はしなければならないので、日々ストレスを感じる人もいるかと思います。
とはいえ、スポーツジムに通う時間はなかったり、外で運動したりするのも面倒だったりで、実際に動き始めるのは難しいですよね。
私も慣れないデスクワークにより、体調を崩してしまい、仕事に打ち込めなくなってしまったこともありました…。
「どうにか簡単に体をほぐすことができないだろうか…」と藁をもすがる思いで自宅ストレッチを取り入れてみたところ、
ストレス解消だけでなく、体も軽くなったのです!
そこで今回は、
・デスクワークによりストレスが溜まっている人
・室内で簡単にストレッチをしたい人
に向けて、デスクワークによる体への影響と今YouTubeで人気の「オガトレ」のストレッチをご紹介します。
デスクワークとは?
デスクワークとは、主に机の上で作業をする仕事のことをいいます。
営業や現場仕事のように外に出ることはほとんどなく、室内で作業をするのが一般的です。
パソコン1つで仕事が完結することも多いため、外で働いている人にとっては「1日中座って仕事が出来ていいなぁ〜」と思われることも。
しかし、楽そうと思われがちなデスクワークですが、メリットばかりではないんです。
デスクワークのデメリット
良い点ばかりが見えるデスクワークですが、もちろんデメリットもあります。
ストレスの原因にもなってしまう、デメリットもみていきましょう。
体を動かす機会がない
長時間同じ場所・同じ姿勢で仕事をすることが多いデスクワーク。
体を動かす機会がほとんどなく、肩こりや腰の痛みに悩まされる人が多いです。
痛みが慢性化していることもあり、少し休憩を挟んでも、またすぐに元どおりの痛みが出てきてしまう人も…。
これはご年配の方に限らず、若い人にも体の不調は現れます。20代そこらの私の友人たちも、痛みと共存しながら仕事をする人が少なくありません!
目が疲れる
長時間パソコンの画面を見ているため、目が疲れてしまいます。ずっとPCを見ていると、目を休める暇がありません。
ひどくなると目だけでなく、頭痛や気分の悪さにも繋がってしまいます。
特に、集中して、大量のデータを打ち込むようなデータ入力の場合、打ち込む数値を間違えると大問題になる可能性も。
「長時間画面を見るのはどうしても疲れる!」とデスクワークの道を諦めてしまう人もいるくらいです。
同じルーティンで飽きてしまう
どの仕事も基本的に同じルーティンがあるかとは思いますが、接客も少なく、体勢も仕事内容も全く同じ毎日は飽きてしまいますよね。
コツコツと作業をする人には向いていますが、上を目指さなくなるとモチベーションが上がらなくなり、気分も沈んでしまうでしょう。
ストレスから解放!?大人気YouTuberのストレッチ3選
日々のデスクワークにより、体が凝り固まり、ストレスを感じている人も増えているのではないでしょうか。
そんなあなたには無理なくできるストレッチがおすすめです。
私がとくにおすすめするのは、今YouTubeで話題の「オガトレ」です!
元理学療法士のオガタさんが、お家で簡単にできるストレッチを発信しています。
1本1本の動画は約3分〜8分と気軽にできる短いものから、10分〜30分とじっくりできるものまであります。
定期的にストレッチすれば、デスクワークで疲れがちな身体をほぐすことができます!
今回は、お家で簡単にできるストレッチを動画とコメント付きで3つご紹介します。
【つらい肩こり】痛みを根本からしっかり解決するストレッチ【毎日8分】
肩こりがつらいとどうしても作業に集中できませんよね。
肩こりによるストレスは、肩甲骨をほぐすことで解消されます。
①両肩を耳にぎゅーっとくっつける(10秒キープ×2セット)
・肩に余計な力は入れないようにする
②肘と肘をくっつけたまま、腕をあげる(30秒キープ)
・難しい人は肘を離してもOK、ただし拳はつけたまま
・余裕がある人は腕をさらに高い位置にあげる
③正面で恋人つなぎをしたまま、グッと前へ、背中は丸める(30秒キープ)
・凝りやすい「菱形筋(りょうけいきん)」を伸ばす
④右手を真っ直ぐ前に伸ばしたまま左に向ける、左手を使ってさらに右手を左に引っ張っていく(30秒キープ×左右)
・骨盤から下は固定したまま、上半身だけ動かす
⑤両手を右の後頭部に当てたまま、左下に向かって頭を押す(30秒キープ×左右)
・少し猫背気味にすると伸び感UP
⑥後ろで恋人つなぎをしたまま腕を床の方に真っ直ぐ伸ばす(30秒キープ)
・胸を張った状態にする
⑦肩に指先を乗っけて、肘を大きく回す(10回×前回し後ろ回し)
・出来るだけ大きく回す
⑧①に戻る
私は猫背もあり、肩こりが酷くなるとキーボードを打つことができません…。
ツボを押してもらうマッサージで直していましたが、1人の場合は難しい状況に。
そんな時にこの動画を見て実践してみると、伸びる伸びる伸びまくる!!
背中から脇の方までしっかりと伸び感が出て、本当に気持ちいいです。
伸びている間は、肩の痛みもほとんどありません。
また、最初と最後に肩の力を抜くことでスッキリした気持ちにもなります。
筋肉が緊張して硬くなっているので、ゆっくりと確実にほぐしていきましょう。
むくみ超撃退マッサージ!【3分で脚をスッキリさせる方法】
1日中椅子に座っていると足がむくんでしまいます。
むくみ解消のため、ふくらはぎを中心にマッサージをしていきましょう。
①左膝の上に右のふくらはぎを乗せ、右足を上下に動かしてマッサージをする(30秒間)
・足首に力を入れず、リラックスした状態で行う
②①の状態から、右足をさらに左に動かし、上下に動かす(30秒間)
・ふくらはぎの外側を意識する
③左足も同様に①②を行う(それぞれ30秒間)
私は下半身デブが気になっているので、ふくらはぎのむくみも見逃せません。
パンパンに張った日の夜に、1セットするだけでも、普段使わない筋肉がほぐれて気持ちよくなります。
自分で気持ちいいポイントを見つけたときは、病みつきになること間違いなし!
次の日は足が軽くなったような感覚になるので、「今日はたくさん歩いて疲れたな〜」というときには、この動画を見て、1日の疲れをリセットしています。
寝ながら簡単にできるので、ぜひ皆さんもやってみてください。
【つらい腰痛】痛みを根本からしっかり解決するストレッチ【毎日5分】
座りっぱなしだと、どうしても辛くなってくる腰の痛み!
普段から腰痛持ちの人にとって、長時間のデスクワークはかなりのストレスになっているでしょう。
腰の痛みは背中とお尻の筋肉をほぐすことで解消されます。
①体育座りになり、後ろに両手をつける。そのまま左足を右足に乗せ、胸を張る(30秒キープ)
・腰痛にはお尻と背中の筋肉を柔らかくすることが大事
②①のまま右に腰をひねり、左足の裏を床につける(30秒キープ)
・腰の負担を減らして骨盤の動きをしっかり出す
③左足も同様に①②を行う(それぞれ30秒間)
④四つん這いになり、左肘を床につける。右手を左手の延長線上に伸ばす(30秒キープ×左右)
・お尻の位置は変えないことが大切
⑤右手を左手と膝の間に入れながら、左肘を曲げる(30秒キープ×左右)
・間に入れた手はできるだけ遠くに伸ばす
私はもともと姿勢が悪いのに加え、デスクワーク中心の生活になり、一気に腰の痛みが出てきました。
朝も腰の痛みで起きるほどにまで酷くなり、どうしようと悩んでいたときに出会ったのが、この動画。
体が硬いのもあって、伸ばしている途中は痛かったのですが、1回30秒と少し痛くても耐えられるぐらいの長さなので、辞めることなく続けています。
そしてついに、1日の終わりにストレッチを取り入れるだけで、翌朝は痛みで起きることがなくなったのです!
腰の痛みは体の歪みからくるものなので、1日だけやってみてもその場しのぎの状態に。
たったの5分なので、現在も継続してストレッチするように心がけています。
また、ストレッチと同時に骨盤矯正にもなるので、ぜひ続けてみてください。
【まとめ】簡単ストレッチで、体も心もスッキリ!
実際に体を動かしてみて、気持ちよくなったのではないでしょうか?
どのストレッチもお家で簡単に取り組むことができます。
凝り固まった筋肉をしっかりとほぐしてあげるだけで、体だけでなく心までスッキリ!
短時間で効果が出るので、ぜひデスクワークのストレスを解消してください。