「NGな会話の内容を知りたい!」
このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結婚を考えている人が集まる場所で、いきなり初対面で話すのは、どうしても緊張してしまいます。短い時間でうまく話せなかった…と落ち込む人も多いはずです。
しかし、会話のコツさえ掴めば、誰でも会話を続けることができます。
そこで今回は、石川県金沢市の婚活パーティー運営スタッフである加賀さんにお話を伺いました。みなさんが気になる婚活パーティーでの会話のコツとNGな会話の例をご紹介します。
ぜひ、参考にして、次の婚活パーティーでパーティーで発揮してみてください!
今回お話を聞いたのは・・・
婚活イベントプロデューサー、結婚相談所仲人カウンセラー。
北信越エリア、北関東エリアを中心に、20~50代の様々な年代の街コン・婚活パーティーを累計7500回以上総合プロデュース。婚活イベントの企画・集客のプロ。日々婚活現場でユーザーの生のご意見・ご要望を聞き、婚活イベントの攻略法を伝授している。
婚活パーティーの種類
最初に婚活パーティーの種類についてご紹介します。
年齢制限や地域制限などなく、誰でも参加できる婚活パーティーもありますが、実際は対象の幅が広すぎてマッチングしません。
そのため、ある程度細かく区切られているものがほとんどです。
基本的な婚活パーティーといえば、年齢別、年収別、職業別のものです。お見合い式だったり合コン式だったりします。また、最近はコロナの影響もあり、オフラインだけでなく、Zoomなどを使用してオンラインで婚活ができるようになりました。
他にも趣味別というものもあり、アニメ好きや音楽好き、猫好きなどといったパターンも賑わっています。
婚活パーティーといえば、ビルの一角やレストランなどで開催されることが多いですが、水族館や動物園などでも開催し、一緒に見て回るとったレジャー型も人気です。
会話のコツ
その場の雰囲気で話そうとすると、圧倒されて話せないこともあります。
そんなあなたに、今回は婚活パーティーでの会話のコツをご紹介します。3つのコツを掴んで、お相手との会話を楽しみましょう。
コツ1. 同調し否定しないこと
楽しく会話をするためには、相手の話に同調し、否定しないことが大切です。
一度でも否定をしてしまうと、短時間でもう一度会話を盛り上げるのは難しくなってきます。マイナスな発言をするのではなく、プラスのコミュニケーションをとり続けることで、お互い気持ちよく会話ができるでしょう。
会話の初めはどうしても緊張してしまうので、男性側からエスコートする形で話はじめ、その後女性にバトンタッチする流れに持っていくと良いです。そうすると女性としても、頼りになるな、私の話も聞いてくれて嬉しいという気持ちになります。
どちらか一方が話しすぎると、会話になりません。自分のことを話つつも、相手からも引き出せるように気をつけていきましょう。
コツ2. 聞く力を持つこと
会話のコツとしては、話す力もですが、聞く力を持つことが大切です。人は自分のことを知ってもらおうと、つい話しがちになりますが、そうなると一方的な人だなという印象になってしまいます。
特に女性は、ただ単純に話を聞いてほしいと思うことも多く、自分の話をゆっくりと聞いてくれるだけで、全部受け止めてくれているんだなと安心します。
女性は何か意見を求めているのではなく、愚痴を聞いてほしいだけというときもあるでしょう。そんなときに自分に余裕があり、愚痴さえも受け入れる男性が現れると、瞬時に恋に落ちてしまうのです。
男性は器の大きい人がやはりモテます。女性をリードできるよう最初に話し、その後は女性の話に耳を傾けてみてください。きっと女性としては、好印象を持ってくれるでしょう。
コツ3. 好きな話、共通の話をすること
会話を続かせるためには、やはり男女ともに好きな話や共通の話をすることが大切です。
自分の好きなものについて話すと緊張が解けていきます。さらに相手も自分と同じものが好きとなると、会話が盛り上がること間違いなしです。共通の話から次回の会う約束につなげられると良いですね。
相手の趣味などは、最初に記入するプロフィールカードにも記載されています。もしかしたら出身地や大学が一緒の可能性もあるかもしれません。このように、ちょっとした共通点でも探してみると見つかることがあります。
好きな話をすると自然と笑顔にもなるので、楽しい時間を過ごせるでしょう。もし、共通点がなかったとしても、相手側には好きな話をしてもらい、楽しかったなと思われるような空間作りを行ってみてください。
NGな会話の例
会話を盛り上げ、お互いに楽しいと思えるような空間づくりを行いましょう。
例1. 個人情報の話
細かすぎる個人情報の話は、主に女性が嫌がります。なぜなら住所や職場を特定されて、ストーカー被害に遭うかもしれないからです。また、身バレをして、両親や友達に婚活パーティーに通っていることを知られたくない人もいます。
特に田舎のほうでは、出身中学校や実家の地域だけで、身バレすることがあります。もしも個人情報の話をするときは、婚活パーティー後のデートなどで、ゆっくり時間があるときに行ってください。
初対面ではなく、複数回会ったことのある人のほうが安心して身の丈話ができるでしょう。
例2. 否定的・ネガティブな話
「会社の上司が本当に使えなくて…」「毎日毎日残業で仕事が嫌になるよ…」このように否定的でネガティブな話をついつい口に出してはいませんか?言われた側としてもどのような反応をすれば良いか悩んでしまいます。少なくとも会話が盛り上がることはないでしょう。
何回かデートを行い、お酒の勢いなどで、冗談半分で愚痴を言うのは問題ありません。しかし、婚活パーティーはあくまでも「パーティー」。時と場合を考えて発言する必要があります。
愚痴は誰にでもありますが、TPOを考えて話し始めてください。
例3. 婚活パーティー経験の話
婚活パーティーに行って気になるのは、相手の婚活パーティー経験です。よく女性が聞かれる定番の質問でもあるのですが、「婚活パーティーはよく来るの?」「今回で何回目?」といった質問は、会話の中ではしないようにして下さい。
そして、聞かれた女性側も答える場合は、「あまり来たことないよ」と回数の明言は避けるように伝えるようにしましょう。ここで正直に「50回ぐらい」というと、50回マッチングされたのにも関らず、誰にも好かれない女性だと思われてしまいます。
余計な誤解を生まないためにも、婚活パーティー経験の話はしないように気をつけてください。
まとめ
今回は婚活パーティーの会話についてご紹介しました。婚活パーティー中は短い時間なので、あっという間に終わってしまいます。しかし、短い時間なのにも関らず、いざ話そうとなると会話が続かなことも多いでしょう。前もって準備を行い、スムーズな進行が取れるように頑張ってください。
最近では、各社でさまざまな形式のパーティーが土日平日問わず開催されています。会話が苦手な人でも参加しやすいので、ぜひ積極的に参加し、素敵なパートナーを見つけてください。
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