早起き、それは永遠の課題。
「早起きは三文の徳」ということわざがあるように、
誰だって「早起きすれば良いことがある」と分かっているのです。
「朝活」がブームになり、各地でコミュニティが生まれるほど。
それでもなお、世界中で尽きることのない「朝起きられない…」の声。
ずっと夜型人間だった私も、「早起きなんてむり…」と思っていました。
早朝から遊びに行くときは早く起きられるけど、その日だけで習慣にはなりません。
でも今は、あるきっかけから、朝型生活に切り替えられています。
朝型生活を始めて気付いたのは、早起きはまさに「良いことだらけ」だということ。
そのひとつが、早朝ウォーキング。さらに、続けたら4キロ痩せたことです。
そんな私の体験談をもとに、早起きのコツを考えてみましょう!
どんなスケジュールで早起きした?きっかけは?
朝型生活といっても、人によってそのスケジュールはさまざま。
早い人は、4時起き、3時起きなど「まだ夜じゃん」と思える時間帯に起床している人もいますよね。
私の場合は、5時~5時半に起床し、7時半に家を出るスケジュールです。
では、朝型生活のスケジュールや、そのためのモチベーションときっかけをご紹介します。
夜は22時には寝る
夜は、遅くても22時には布団に入るようにしています。
我が家には小さな子どもがいるので、21時頃に寝かしつけをして、そのまま寝落ちしてしまうパターンも多々…
もちろん、飲み会に参加したり、遅くまで仕事をしたりする日もあります。
しかし、イレギュラーが重なっても、習慣ができていれば、1~2日でルーティンを戻すことができるのです。
私はもともと寝付きは良くないタイプのため、すぐには寝付けないときもしばしば。
そんなときは、音楽を聴きながら寝ます。
眠れる音楽を流してくれるアプリや、itunesでサティの「ジムノペティ」を流して目を閉じると、だいたい気付いたら朝なのです…。
朝5時~5時半に起床
朝は、いつも5時~5時半頃に起床します。
目覚ましは、スマホのアラーム。
目が覚めてからは、以下のようなスケジュールで過ごすことが多いです。
5時~6時 自由時間(メールやSNSのチェック、仕事、ウォーキングなど)
6時 家族が起床
6時半 朝ごはん
7時 夫と長女が通勤&登校
7時半 私と次女が通勤&登園
時間に余裕を持ちたくて始めた朝型生活は、目的を達成できています。
カメラを持ってウォーキング
早起きを始めたきっかけは、「朝の写真を撮ること」でした。
私は写真が趣味なので、普段から一眼レフカメラを持っていろんな場所に出かけています。
写真って、光がとても大事なんです。
中でも、自然の光、とりわけ朝の光は、たまらなく美しく写ります。
朝の光の中で、近所の風景や植物の写真を撮りたい!と思ったことをきっかけに、
早起きをして近所をウォーキングするようになりました。
うっかり2か月で4キロの減量に成功!
はじめは、写真を撮ることが目的だったので、近所をうろうろと歩き回るだけでした。
それが、だんだんと距離を伸ばしていったのです。
いつの間にか、毎朝カメラを持って5kmほど歩く「早朝ウォーキング」になっていました。
それを始めた季節は春だったので、とにかく外の空気が気持ち良かったです。
だんだんと続けていくうちに、体調が整い、体も軽くなりました。
久しぶりに体重計に乗ってみたら、なんと4キロ減っていたんです!
ダイエット目的で始めたわけではなかったけど、ラッキーなことに楽しく痩せられたんですね~。
ちなみに、今現在は毎日ウォーキングをしているわけではありません。
でも、早起きはそのまま習慣となりました。
早起きのコツは?
おそらく、「早起き習慣が続かない…」と悩んでいる人の多くは、モチベーションと気合で早起きをしているんじゃないでしょうか。
でも、モチベーションって、どんなに楽しいことでも、そう長くは続かないもの。
早起きのコツは、「気合がなくてもできることの習慣化」にあるんです。
私が早起きを習慣化できたポイントは、次の5つのコツを実践したからだと分析しています。
コツ①:早く寝る
早く起きるためには、なによりも早く寝ることがいちばんです。
基本的な「早寝早起き」ですね。
私の場合は、早朝にウォーキングという適度な運動をしているので、ほどよい疲労感によりすっと眠れることが多いです。
寝る前にスマホやテレビの画面を見ないほうがいい、とよく聞きますが、難しいのが現状です。
コツ②:何のための早起きか考える
「早起きすること」を目的にするのではなく、
「何をするための早起きなのか」を考えるといいでしょう。
何のために早起きしたいのか、朝起きたら何をするのか、眠りに落ちる前にルーティーンをシミュレーションするのがおすすめです。
私は、眠りに落ちる前に、
「明日は5時に起きて、カメラを持ってウォーキングに行こう…
いつものルートとは違う、海のほうに行ってみよう。
明日の朝は快晴の予報だから、きっと波がキラキラ光ってきれいな写真が撮れるはず…」
のように頭の中でシミュレーションをします。
これを、眠る直前に考えるのがポイントです。
コツ③:カーテンを開けて寝る
寝る前に部屋の電気を消したら、カーテンを開けて眠るのがおすすめです。
カーテンを開けておくと、朝になると陽の光が入ります。
太陽の光を浴びると、ふしぎと気持ちよく起きられるんですよね。
人間の体には、自然の力が大切なんだなーと感じています。
コツ④:朝の準備がはかどる工夫をする
布団に入る前に、朝の準備をしておくとスムーズです。
たとえば私の場合だと、朝にウォーキングに出るつもりなら、次のような準備をしてから寝ます。
・着る服を出しておく
・持っていくカメラを出しておく
・カメラは充電しておく
・カメラのSDカードは入れておく
「着替えるのがめんどくさい…」という気持ちをできるだけ解消するための工夫や、
「さて動くぞ!…あっ、あれ忘れてた…」と出鼻をくじかれる可能性があることについては、事前に準備しておくようにしています。
小さなことですが、この準備の有無でかなり動けるようになるんですよ。
コツ⑤:とりあえず2週間続けて習慣化させる
習慣化させるには、とりあえず2週間続けることが大切です。
2週間続けることができれば、体にリズムが染み付いてくるのだそうです。
「三日坊主」という言葉があるように、継続することってとても難しいんですよね。
「これからずっと早起きし続けるぞ!」と思うと果てしなく遠いですが、
「とりあえず、まずは2週間続けてみよう」と思えば、挑戦のハードルも下がるのではないでしょうか。
まとめ:早起きは三文の徳。小さなことからひとつずつ実践してみて
私は、早起き生活を始めて、まさに「3つの良いこと」がありました。
①自由に使える時間が増えた
②生活リズムが整い、体調が良くなった
③体重が減った
本来の目的は①のみでしたが、結果的に②、③の効果もあり、良いことばかりです。
気合いだけで早起きを続けるのは難しいと感じている人は、小さな工夫を積み重ねてみてください。
そして、とりあえず2週間続けて習慣化させましょう。
早起き生活、おすすめですよ!