婚活中のかたはもちろん、好きなひとができてお付き合いがつづくと結婚を意識しますよね。
今回はわたし自身の12年の結婚生活や、これまでにご相談いただいた中でみなさんに共有したいと思った
幸せな結婚をするために 確認しておくべき重要なポイントをお伝えしたいと思います。
「結婚前は両目をひらいて良くみて、結婚後は片目をつぶること」とはよく言ったものです。
それでは一緒にみていきましょう!
結婚相手に必要な要素3つ
違う環境で育ったふたり。価値観がまるで違うのはそれは当然のことなのです。
大事なのは
です。
ここでは私がそれに必要だと思う要素を述べたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
要素① 向上心があるか
お付き合いしていく中で彼の働きぶりを見たことはありますか?
彼の仕事場での振る舞い方やどんな人たちに囲まれて仕事をしているかなど、実際に目にはせずとも彼から詳しく聞いたことはあるでしょうか。
大変な中でもやりがいや責任を感じ、仕事を面白いと捉えているととても頼りになると感じます。
そして、仕事以外にも本を読んで知見をひろげようしていたり、資格取得など将来について考えているでしょうか?
大事なポイントは、自分の将来をより良くしようという意欲があり、実際になにか行動を起こしているかです。
お付き合いの段階からいつも愚痴っぽく、改善しようとする傾向が見られない彼が、結婚後はバリバリ働いてグングン出世しました!となることはレアケースと思ったほうが良いです。
なぜなら男性はお付き合いしている大事な彼女の前なら、すでにそういった姿を見せて「安心させよう」とするからです。
要素②心が健康であるか
個人的にはとても大事な項目だと考えています。
彼の毎日の生活はこれまで積み重ねてきた習慣から成り立っています。
良い習慣は健全な心と体がもたらすものです。そこで今回注目していただきたいのは、
「彼が普段、どんな言葉遣いをしているか」
です。
あなたに対してだけでなく、彼が彼自身にかける言葉や、利益を介さない第三者への言葉はどうでしょうか?
ひどい言葉を使って他人をコントロールしようとしたり、そこまでわかりやすくなくともじわじわとあなたの自信を奪っていくようなことを言ったりしていないでしょうか?
良い時の言葉だけでなく、何かトラブルがあった際の彼の言葉遣いをよく聞いていてください。
後々の判断材料としてきっと役に立つでしょう。
要素③ あなたのことが本当に好きか
ここで質問ですが、彼はあなたのことを大好きでしょうか。
お付き合いしていると彼があなたをどのように扱い、接しているかよくわかると思います。
あなた自身が彼の愛情や気遣いに気づかなかったり、お付き合いを続けるにあたって男性心理を学ぶ必要があったりするかもしれません。
ですがその前に、彼があなたを大好きであるかどうかはとても大事な「大前提」なのです。
まず、本当に好かれていなければ彼は
「あなたとの間にあるどんな問題も解決しよう!」
とは残念ながら思わないからです。
「結婚してやるよ」「結婚してあげる」など彼は上から目線じゃないでしょうか。
愛のない結婚生活は年月が経つほどに耐えられないものとなります。
お付き合いの中で「私は彼からほんとうに愛されているのか、それは条件付きではないか」
目をつぶることなく時間をかけてしっかり見極めてください。
結婚前に見ておきたいポイント3つ
ここでは結婚前にぜひ確認しておきたいポイントを3つご紹介します。
気になる点があれば解決するまではその結婚を踏みとどまる勇気を持ってください。
それではみていきましょう!
ポイント①義実家でのお母さんの扱い
彼のご実家に遊びに行ったことはありますか?
現在住んでいるところと実家が遠い場合は、結婚のごあいさつという段階になってやっと彼のご家族と
会うことができるかもしれませんね。
もし可能であれば、結婚のごあいさつという「最終段階」に入るまえに何度かフランクに顔を出しにいくことをおすすめします。
ここでみてほしいポイントですが、「お父さまがお母さまにどう接しているか。彼自身がお母さまにどう接しているか」です。
この「お母さまへの接し方」はいずれ「彼からのあなたへの接し方」に変化する可能性がとても高いのです。
良くも悪くも、そのご家庭で育ったからこそ「現在の彼」ができたと言えます。
ですが、もしあまり良くない環境でなかったとしてもそれを反面教師に育つステキな男性もたくさんいます。
その彼がどちらであるかはきっとお付き合いの中でよく見ていれば感じることができると思います。
ポイント② いつもあなたの意見を尊重してくれるか
彼とのお付き合いの中でたまには意見が食い違うこともあると思います。
そんな時の彼の態度はどうでしょうか?
黙り込んでしまったり、「お前は間違っている」「俺のいうとおりにしていれば問題ない」などの言葉が出てきたりしないでしょうか。
逆に「好きにしなよ」や「俺は別になんでも、どっちでもいいよ」などいつも投げやりな態度だったりしないでしょうか。
それぞれ違う環境で育ち、価値観も違ったもの同士。
異なる意見を持っていて当然なのです。
異なる意見を持っていることがダメなのではなく、
「違う価値観を持った人間なのだ」ということを理解し、あなたの意見を尊重してともに解決へ導こうという気持ちがあるかが重要です。
結婚後はふたりで決めること、次々にさばいていかなければならない事柄がたくさんあります。
ともに話し合って最良の選択をとる気持ちがあるか。彼の問題に対する姿勢をよく見てください。
ポイント③ 彼はあなたをどんなことからも守ってくれるか
彼とお付き合いしている中であなたが一人では立ち向かえないなにかがある時、彼は優しく話を聞いてくれたり、見守り応援してくれたでしょうか。
ポイント①と内容が少し重なりますが、彼のご両親の様子にもし不安を抱いたとしても彼があなたを尊重し大事に思ってくれているならば、彼はご両親とあなたの間にしっかりと立ち、あなたの考えや希望を聞いてくれるでしょう。
今後ふたりの間に子どもが生まれたり、その後仕事復帰をしたりすることもあるかもしれません。
そんな時に夫の協力なしに妻一人の力ではできない事柄がたくさん起こります。
そんな時彼は「自分に何ができるだろうか」とあなたの支えになるようなことを考えてくれるでしょうか。
お付き合いの期間中にうまく彼を頼って、家事などできることを増やしてもらうのは彼の家事スキル向上にもなりますし、後々の結婚生活ではきっとあなたを助けてくれると思います。
結婚においてあなた自身に必要な要素3つ
さて、これまでは結婚するにあたってどんな人とするべきかというのに重点を置いて見てきました。
実は、ここからがなにより重要な項目なのです。
なぜなら結婚する相手は選べますが、あなたは一生あなたと付き合うからです。
ぜひチェックしてみてください。
要素①精神的に自立しているか 他責思考ではないか
精神的な自立というとあなたは何をイメージしますか?
私が一言でそれを表すなら「自分の選択を他人のせいにしない」だと考えます。
自分で決めたことを後になってやっぱりああすればよかった。こうすればよかった。そんな考えになることは誰にでもありますよね。
ですが、大事なのはその選択が間違っていたとしても「自分で納得できるレベルまで引きあげる気概を持てるかどうか」だと思います。
長く生きていればそんな選択の失敗はたくさん起こります。
悠々と難なく生きているように見えるあの人も、きっとたくさんの失敗を重ねて生きてきているのです。
その選択の失敗を自分の責任としてしっかり受け止め、その上で今後どうしていくかと考えられることが大事だと考えます。
そして、たまには落ち込むことがあっても前向きに物事を考えられる女性は、男性に安心と勇気を与えます。
男性はその安心と勇気を補充して外の世界で頑張ってくるのです。
要素②彼という男性を理解しようとしているか
男性は、女性が望むような愛情表現を初めからしてくれるわけではありません。
結婚後、彼らにとっては「毎日仕事に向かい、毎日きちんと家に帰ってくる」これこそが愛情表現なのです。
私もこれを知った時は「え?それで愛情表現になるの?当たりまえじゃないの?」と不思議な気持ちになりました。
ですが、男性にとっては「あなたのために仕事に行き、あなたのために帰ってきている」のです。
男性にとって結婚は女性が考えるよりとても責任が重く、重大なことなのです。
本当に一緒にいたいと思わなければそもそも結婚をしないでしょう。
女性が良かれと思った愛情表現も男性にとっては的外れなこともあります。
女性側も男性への正しい愛情表現を知り、してくれたことには最大限の感謝をすることでふたりの仲はより良くなるでしょう。
愛情表現ひとつとっても「これだけの考えかたの違いがあるのだ」ということを知り、お互いを理解し合おうとする気持ちが必要です。
要素③愛し愛されることに責任を持てるか
現在、結婚においてもいろいろな形があり、今後時代の流れに乗ってますますパートナーシップは多様化するでしょう。
ここでは、結婚後にお子さんが生まれた場合のお話を少ししてみようと思います。
あなたが妻として愛されることは、将来自分の子どもが生まれ育ったとき、その子どもの「愛し方、愛され方」の価値観のベースを作ります。
子どもは親の姿を本当によく見ています。
両親はどんな表情でいるか、どんな会話をしているか、そこに愛を感じるかなど繊細に感じ取っているのです。
今、あなたが自分を大切にすることは将来生まれるかもしれないあなたの子供をも大切にすることにつながります。
大人になってからの多くの悩みの元は人間関係であり、その根っこには親の不仲や母親の不機嫌があります。
母親の責任が重大なのは言うまでもありませんが、その母親を受け止め愛する父親もまた責任重大なのです。
結婚し子どもをもうけるのならば、互いを愛し、慈しむ姿を見せることが子どもへのひとつの愛だと考えます。
まとめ
いかがでしたか?
肩書きや年収、何かの条件が前提でする結婚はとても虚しいものです。
せっかく結婚をするのであれば、
「彼にほんとうに愛されて大切にされていること」
その上で
「不安や疑問点はできるかぎりふたりで結婚前にクリアにする」
これを忘れないでください。
あなたの幸せを願っています!
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