「何でも言い合える友達が欲しい」
「見せかけの友達に利用されて疲れた・・・」
このように友達が少ない・友達に利用されて疲れたというお悩みを持つ皆さまへ
皆さまとって友達とはどんな存在ですか？
とにかく一緒にいて楽しい・悩み事を親身になって聞いてくれる存在など、人によって定義は様々だと思います。
友達付き合いって、意外と難しいですよね・・・。
一緒にいて楽しい友達でも、 自分の話を聞いてくれないことや、悩み事を聞いてくれる友達がネガティブ思考で辛い・・・なんてことも、よくあること。友達と過ごす時間がいつの間にか苦痛になって、そんなことを思う自分が嫌になる瞬間が、誰にでもあります。
自分も相手も快適でいられる「本当の友達」というのは、いったいどのような存在なんでしょうか？
今回の記事では、本当の友達の特徴と、付き合ってはいけない見せかけの友達ついてご紹介します。
本当の友達の特徴5つ
本当の友達の特徴には次の5つがあります。
- 言いづらいことを指摘してくれる
- 辛い時に全力で寄り添ってくれる
- 沈黙が苦じゃない
- どんなときも味方でいてくれる
- お互いの気持ちを尊重できる
それぞれの具体例を挙げていますので、身近な人に当てはめてくださいね。
言いづらいことを指摘してくれる
「今の言い方は良くない、もっとこうした方がいいよ」
「そんな人止めときなよ！○○にはもっと良い人がいるよ！」
こんな風に、言いづらいことを指摘してくれるのが、本当の友達です。
ずっと一緒にいる友達でも、「相手を怒らせそうなこと」を言うのは勇気がいるもの。
今までの関係が壊れたら嫌だな、怒らせて面倒なことに巻き込まれたらどうしよう・・・なんて思うのが、普通の友達です。
ですが、本当の友達は、自分が嫌われるという思いよりも、「あなたに幸せになって欲しい」という気持ちが強いため、言いづらいことを指摘してくれます。
ただ、中には「いつも誰かを批判している人」もいますよね。
本当にあなたのためを思ってくれているかどうかを見分けるポイントは、100%あなたの立場になってくれてるかどうか。嫌な部分を指摘するだけではなく、改善策を教えてくれたり、改善することで幸せになれる理由を熱弁してくれる人です。
「あなたのためになる」ことを伝えてくれるのが、ずっと一緒にいるべき相手です。
辛い時に全力で寄り添ってくれる
楽しい時間って、誰とでも共有できますよね。
本当の友達は、 楽しいときはもちろん、あなたが辛い時に、全力で寄り添ってくれる人です。
- 悩みを相談した時、最後まで話を聞いてくれた
- 辛いことを話したら、自分のことのように泣いてくれた
- あなたの立場になって、的確なアドバイスをくれた
このほかにも、何がつらいのか、どうして悲しんでるのかを聞いてくれるのが、本当の友達です。
沈黙が苦じゃない
会話が止まっても気を使わずに過ごせるのも、本当の友達の特徴の1つです。
沈黙が苦じゃないのは、 お互いを信頼しているから。
本当の友達の前では、「沈黙=気まずい」、「何で喋らないんだろう。気に障ることいったのかな？」というネガティブな気持ちを持つことなく、素の自分でいられます。
話が途切れても気にしなかったり、今は疲れてそうだから、そっとしておこうかなと考えることができるのが、本当の友達です。
どんなときも味方でいてくれる
本当の友達は、周りの目を気にすることなく、どんな時もあなたの味方でいてくれます。
- あなたの悪い噂が流れても、あなたのことを信じてくれる
- 誰かから嫌なことを言われたら、助けてくれる
あなたのことが大切だからこそ、周りの空気に流されず、いつも味方でいてくれます。
あなたが誰かから嫌なことをされた時に、立ち向かって行ってくれる人や、ただ静かに話を聞いてくれる人もいます。その人の性格によって対応に違いはありますが、どちらも本当の友達です。
お互いの気持ちを尊重できる
「お互いの気持ちを尊重できる＝価値観の違いを受け入れられる」ということです。
学生時代どんなに仲の良かった友達でも、年齢を重ねてくるにつれ、価値観が違ってきます。
早く結婚したい人、独身を楽しみたい人、子どもが欲しい人、欲しくない人・・・。
自分にとってどうしても譲れない価値観を尊重し合えるのが、本当の友達です。
自分が結婚した途端、「結婚って幸せなことなのに、なんでしないの？」と聞いてきたり、「子どもがいない人生なんて寂しいじゃん！」と、あなたの人生を勝手に査定したり。
あなたの気持ちを考えず、自分の気持ちを一方的に押し付けてくる人は、本当の友達ではありません。
「○○が幸せなら、それが1番だよね！」
こんな風に言ってくれる友達を探しましょう。
騙されないで！見せかけの友達に気を付けよう
「あなたが心配だから」と言ってくれてるのに、実際に会ったら、何かもやもやする・・・。
「私達親友だよね！」と言われたけど、何となく腑に落ちない。
そんな風に感じることがあれば、「見せかけの友達」かもしれません！
相談に乗ってくれると言ったのに、全く話を聞いてくれなかったり、あなたの幸せを喜んでくれなかったり・・・。
本当の友達と見分けのつきにくい、「見せかけの友達」について解説します。
見せかけの友達と一緒にいることで、あなたの気持ちも時間も吸い取られてしまうことに・・・。１つでも当てはまることがあれば、今後の付き合い方を見直しましょう！
話を聞いてくれない
- 相談に乗るよ！と言われていたのに、自分の話が全然できなかった
- いつも相手の話を聞いてばかりのような気がする
あなたの話を聞いてくれないのが、見せかけの友達の特徴の1つ。
こんな友達が周りにいる場合、きっとあなたは、他人の気持ちを考えられる、穏やかで優しい人なのでしょう。その気持ちを利用して、自分が喋りたいことだけを話し、あなたに肯定してもらうことで、満足感を得ているんです。
本当の友達であれば、話したいことがあったとしても、その後に必ずこちらの話を聞いてくれます。
「いっぱい聞いてくれてありがとう！○○は最近どう？」
相手を大切に思っているからこそ、自分がずっと喋ってしまったことに罪悪感があったり、単純に最近元気にしているかどうかが気になって、話を聞かずにはいられなくなるんです。
いつも話を聞いてくれない人は、本当の友達ではありません！
幸せを喜んでくれない
あなたの幸せを喜んでくれない人は、見せかけの友達です。
- 就職が決まって報告したのに、その会社を否定された
- 結婚報告をしたら、話を逸らされた
結婚や就職は、普通の友達でも「おめでとう！」と言ってくれる場面です。
加えて、本当の友達であれば、自分のことのように喜んでくれて、そこに至るまでの状況を事細かに質問されるでしょう。それをしないのは、あなたに嫉妬していたり、今まであなたのことを見下していたからかもしれません。
なんで私より幸せになれるの！？許せない！！
ごく一部ですが、こんな風に思う人もいるので、今すぐ離れることをオススメします。
ですが、付き合いを諦めたくない友達の場合は、もう少し踏み込んでみてもいいでしょう。
あなたの幸せを喜べないのは、その人に何かあったからかもしれません。
「最近、嫌なことあった？」
「元気ないね、どうしたの・・・？」
こんな風に聞いてみて、相手の様子を伺ってみましょう。
その場限りの言葉や行動だけで判断せず、相手の心に寄り添えるのも、本当の友達です。
約束を守ってくれない
- 遊ぶ約束をしても、ドタキャンされることが多い
- 物を貸したのに全然返してくれない
あなたとの約束を守ってくれない人は、本当の友達ではありません。
「本当の友達＝大切にするべき人」であるはずです。
ですが、中には「何でも許してくれるのが本当の友達」だと勘違いして、自己中に振る舞う人がいます。友達だからこそ、自分勝手な行動を許してくれると思っており、相手にもそれを求めてしまうんです。
このような人と付き合い続けることで、あなただけが我慢を強いられることに・・・。
本当の友達であれば、あなたが我慢をする必要はありません。
まだ自分の気持ちを伝えてない人は、1度言葉にしてみましょう。
「ドタキャンされて辛いから直して欲しい」
「返してくれないなら、今後の付き合いを考える」
このように伝えてから、相手の反応を見てください。
謝罪の言葉があったり、次から行動を変えてくれるようであれば、付き合いを続けましょう。
反対に、「友達なのに受け入れてくれないの？」、「何で今更そんなこと言うの？」など自分本位な発言をされた場合は、縁を切ることをおすすめします。
本当の友達=本気で心配してくれる人
本当の友達を見分ける最大のポイントは、あなたのことを本気で心配してくれているかどうかです。
あなたが辛いときに全力で寄り添ってくれる、言いづらいことを指摘してくれる、どんな時も味方でいてくれるのが、本当の友達。
また、沈黙が苦でなかったり、お互いの気持ちを尊重し合えるのも、ずっと一緒にいるべき友達の特徴です。
注意するべきなのが、本当の友達を装った「見せかけの友達」。
私達親友だよね！と言ってくれるのに、こちらの話を聞いてくれない・幸せを喜んでくれない・約束を守ってくれない人には要注意！
嫌なことをされた、思ってもみないことを言われた場合は、そのことを伝え、相手の様子をみてください。その上で、「見せかけの友達」だと判断したら、すぐに離れましょう。
本当の友達とは、お互いのことを本気で心配し合える相手のこと。
お互いの幸せを願い合える友達を見つけてくださいね！