夫がまさかの浮気発覚!
そんな時、怒りと悲しみのあまりわめいたり攻撃的な言葉をぶつけてしまうかもしれませんね。
そんな気持ちは当たり前ですが、もしも今後も離婚は避けて夫との関係を回復させたいと考えるならちょっと待って。
妻が夫の浮気発覚後にとる態度によって、夫の心を取り戻せるかが決まってしまいます。
サレ妻になってしまったら、夫にどう接するのが賢い?
取るべき対応と話し合いのコツ、NGアクションを解説します!
夫の浮気発覚後、まずは冷静に証拠を押さえる!
夫の浮気が発覚したら悲しいしムカつくし、穏やかではいられませんね。
しかし怒りを旦那さんにぶつける前に、まずは冷静に証拠を押さえましょう!
特にただの浮気ではなく、肉体関係のあるような「不貞行為」があれば、後で「やっぱり許せない」となった時に慰謝料請求や離婚請求の為の「証拠」が必要になるからです。
夫の不貞行為が明らかであれば、妻からの離婚請求はかなり認められやすくなります。
弁護士や裁判官に提示して有効な証拠になりやすいモノは
- ホテルの領収書やクレジットカード請求書
- ホテルに入る写真、二人で旅行している写真
- SNSやLINE(相手とのやり取り)、相手が映った動画・音声
- 手帳や日記
- GPS記録
等です。
浮気に気づいたきっかけになるものがあれば保管しておく。
夫を問い詰める前に、興信所や探偵に調査報告書を作成してもらうのもアリです。
そしていざ浮気について夫に直接確認する時に、その場で「スマホとパソコンを見せて」と指示して一緒に確認し妻が証拠を保管するのも有効です。
あくまで冷静に指示すること。
夫も自分のしたことに反省していて、指示に従えば許してくれる可能性があるなら、黙って差し出すことでしょう。
浮気発覚後の夫にすると不利になる妻の態度
浮気された場合、怒りをぶつけたいのはやまやまですが、もしも「離婚は避けたい」「今回は許そう」と思っているなら攻撃はちょっとまって。
浮気発覚後に妻がとる態度によって、そのあと夫の気持ちが戻るかが決まるからです。
「なんで私がサレた側なのに、気を付けないといけないの?」
と思うでしょうが、男の扱い方をチェックしておいて損はありません。
どんな態度がNGなのでしょうか?
態度①キツくいつまでも責め続ける
浮気を責めたい気持ちは当たり前ですが、夫の前で突発的に怒ったり泣いたりはしても、離婚をしないと決めたならいつまでも責め続けるのはNGです。
一回しっかり想いをぶつける。悲しみをぶつける。
でもそれ以降もずっと責め続けられた男性は「この家に居場所はない」「いつまでも許してもらえる日は来ない」と悟ります。
その結果、浮気相手の元へ逃げてしまったり、自ら離婚を切り出してくることもありえるのです。
態度②あからさまに冷たい態度で家事
浮気された側としては、仕返し心で夫に冷たくする、無視する、家事をおろそかにする、ということをしたくなりますがこれもおすすめできません。
そういう家庭だと夫はますます居づらくなります。
「浮気は悪かったけど、反省を伝えたのに今後も大事にされないんだな」と思い、心が戻ることはありません。
そもそも浮気した原因が「家庭に暖かさを感じないから」だったら、また暖かさをくれる相手と浮気してしまう可能性があります。
態度③許しても後から何度も浮気のことを蒸しかえして責める
一度夫婦関係が改善しても、時々思い出して「あの時あなたが浮気したから!!」と蒸し返して怒りをぶつけるのは危険です。
旦那さんが頑張って関係を修復している、妻に自分の改心を認めてもらおうとしていればなおのこと、
「どんなに頑張っても蒸し返されるんだ」
「努力が伝わらない」
「いつまで頑張っても許されない」
と感じます。
そんな時もしも浮気相手がまだ待っていたとしたら?
旦那さんはあなたとの関係修復をあきらめ、浮気相手へ戻ってしまうかもしれません。
夫婦関係の回復につながる夫への接し方のコツ5つ
では夫婦関係を回復させるためには、夫にどのように接するべき?
接し方のコツを5つおすすめします。
コツ①1度しっかり互いの気持ちを伝えあう機会をもつ
浮気が分かった後、冷静に妻として賢い対応をするべきとはいっても。
くすぶった気持ちをちゃんと旦那さんに伝える機会は1度作りましょう。
妻の「された私はこんな気持ちになった」「愛しているのに裏切られて苦しい」「悲しかった」と、ありのままの気持ちをしっかり旦那さんに伝えましょう。
そして夫はなぜ浮気心が湧いたのかを知ることは、夫婦関係回復のために不可欠。
夫の「理由」も聞きましょう。
この日だけは、怒りも悲しみも吐露して、そして「これからどうしたいか」「どうしていけるか」、二人でとことん話し合いましょう。
このプロセスなくして、夫婦関係の回復はありません。
コツ②いつものとおりに戻って接する
とことんお互いの想いを言い合って、夫も反省し、もう一度二人で頑張ろうということになったなら。
できるだけ今までの普段通りに接しましょう。
浮気経験のある男性によると「いつもどおりにしてくれるのが一番ありがたいし、大事にしなきゃと思う」のだとか。
いつもしていた日々のルーティンを、それまでどおり二人でして、徐々に二人の生活リズム・やりとりのリズムを回復させましょう。
コツ③笑顔を見せる
浮気をした男性にとって、妻の笑顔は「もう浮気しない」「妻を大切にしたい」と思う原動力になります。
傷ついたはずなのに笑ってからかってくれたり、頑張って笑顔でいるように努めてくれる姿にグッとくるのだとか。
最初はちょっとつらいかもしれませんが、辛いながらの笑顔でも構いません。
責めてばかりの妻ならもっと心が離れますが、妻の頑張ってくれる姿をみて、罪悪感から本気で反省する男性は多いのです。
コツ④時々悲しそうに「相手とは会ってないよね?」と確認
サレ妻さんからの教訓として「時々ジャブは入れた方がいい」という意見があります。
つまり、責めるのではなく「もう相手とは会ってない?」と悲しそうに確認するというもの。
蒸し返されて責められるのは嫌な旦那さんも、傷ついた顔でそんな風に言われたら「あっ気を付けなきゃ」と気持ちを引き締めることができます。
コツ⑤信頼関係構築への夫の努力を認めて言葉で伝える
夫が夫婦の信頼関係を取り戻す努力をしてくれるようになったら、ぜひしっかり言葉に出して認めましょう。
「そんなの当たり前」と思わず、褒めなくてもいいので「○○してくれたんだ、ありがとう」と感謝を伝えるだけでOKです。
女性に気づいてくれた、認めてもらえた、というのは男性にとって喜びで、パワーが出ることです。
こんな風に認めてくれる女性の元からは再び離れることはないでしょう。
夫を「許す」としても「始末」しておきたいこと3つ!
浮気発覚後の夫には厳しい態度は避けねばならないことがわかりましたが、一方でサレ妻さんたちからは「この始末だけはつけとくべき!」というものもあります。
特にゆずれないこと3つをお伝えしますね。
浮気相手との接点を完全に断ってもらう
夫の行いを許すにしても、浮気相手との接点は目の前で徹底的に消去してもらいましょう。
メールアドレスや電話番号の消去、SNSのフォロー解除等。相手側にもさせるように夫に伝えます。
もしくは自分に相手の番号やメアドを教えてもらっておくのも牽制になります。
相手がもし職場の関係の人なら、夫の「異動願い提出」を離婚しない条件に課すのもありです。
繰り返さないための新たな「夫婦の約束」を決める
残念ながら浮気をする人の中には、過ちを繰り返すタイプの人もいます。
もしも浮気の原因がはっきりしていて、それがコミュニケーション不足だったり妻の不干渉のスキをついての行動だったなら、夫婦の新しいルールを設けましょう。
例えば出張先で浮気を重ねていたなら「出張時には宿泊先名と同行する社員の名前を妻に報告していく」など。
それまであまりメールする習慣がなかった夫婦なら「帰る前にはメール連絡をする」など。
新ルールを決めると、再度の浮気を防げるだけでなく、新たな夫婦関係を一緒に作り直していくのだという共通認識の確認にもなります。
気持ちが収まらないなら「離婚せず慰謝料請求」も可!
それでもやっぱり気持ちが収まらない、でも子供のことを考えたりして離婚は避けたい!という場合もありますね。
そんな人には離婚せずに慰謝料請求を行う方法もありますよ!
浮気相手の女性に対し慰謝料請求を行います。
離婚しない場合はやや額が少なめになる傾向がありますが、大体100万円未満の慰謝料が見込めます。
精神的苦痛を受けたという妻の意思表示を夫と浮気相手両者に知らしめることになりますし、騒動の区切りをつけるきっかけ作りにもできます。
まとめ
まさかの夫の浮気発覚はつらいですが、それでも夫とやり直していきたいという気持ちがあるなら、冷静に対処した方が夫の気持ちが戻るようにできます。
ただ、やってみたけどそれでもやっぱり許せなかった、という場合はきっぱり離婚だってありです!
今はマッチングアプリや婚活アプリ、オンライン婚活なんかもたくさんあるので、あなたを大事にしてくれる相手を探しちゃいましょう。
いつだってやりなおせるので、ご自分の気持ちを大切に、行きたい方へ進んでみてくださいね!
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