「好きな人に好かれたい!一体なにをすれば良いんだろう・・・?」
「相手に告白しなくても、意識してもらう方法ってあるの?」
気になる人が出来たら、相手にも自分のことを好きになって欲しいですよね。
恋愛対象として意識させるために、手っ取り早いのは「告白する」ことですが、そこまでの勇気はない・・・。
でもやっぱり、相手から告白されたい!
そんな欲張りな願いを持つ皆さま、「単純接触効果」という言葉を知っていますか?
この「単純接触効果」を上手に使うことで、相手が無意識のうちに、自分に対して良い印象を持ってくれるんです!
「あの子、何か気になるな」
「もう少し仲良くなりたいな」
こんな風に、自分が好意を見せなくても、相手が勝手に気にしてくれるようになります!
恋愛を成功させるために、ぜひ使って欲しい「単純接触効果」。
単純接触効果の使い方や注意点について、徹底解説していきます!
単純接触効果って?
単純接触効果とは、相手と接触する回数を増やすことで、好感度が上がったり、相手に良い印象を与えられる効果のことです。
心理学者のザイアンスが発表した理論で、「ザイアンス効果」とも呼ばれます。
皆さまも、こんな経験はありませんか?
- 毎日電車で横になる人のことが気になる
- よく見るCMの歌を口ずさんでいた
- 名前を知らないけれど、毎日あいさつしてくれる人に好感を持った
- SNSで毎回反応をくれる人に興味を持った
これらは全て、「単純接触効果」によるものです。
ある人と毎日接触したり、1つの音楽を聞き続けることで、私たちの脳はいつも同じ刺激を受けることになります。いつも同じ刺激を受けることで、脳内では、その刺激から受けた情報を効率よく処理できるように。私たちの脳内では、「効率よく処理できるもの=好感度の高いもの」に分類されます。
本来は、「いつも同じ刺激→効率よく処理できるように→良い印象を持つ」というのが正しい順番。
しかし、私たちの脳は騙されやすいため、「あの人に会ったとき、いつも心地よくなるのはなんでだろう?→好きだからだ!」と変換されてしまいます。
毎日出会う名前も知らない人に、良い印象を持ってしまうのには、こんな理由があったんです。
単純接触効果を使ってみよう!
単純接触効果の概要が分かったら、次は実際に使ってみましょう!「相手に自分のことを何度も思い出させる」ようにすることが、成功のポイントです。
単純接触効果を上手に利用して、相手に興味を持ってもらいましょう。
頻繁に連絡を取る
相手の連絡先を知っている場合は、こまめに連絡するようにしましょう。
飲み会から帰ったら、「今日はありがとう」と送ったり、「こんなイベント見つけたよ!」など、相手の趣味に関する情報を伝えたり。
相手が喜びそうなこと・返信が負担にならない内容を考えて、連絡を取り合ってください。
注)こんな文章は送っちゃダメ!反応に困ります。
あいさつのみ:「おはよう!(以上)」
日記風:「今日は○○しました!」
かまってちゃん:「疲れた~・・・」
SNSをこまめにチェックする
直接連絡を取ることよりも、簡単にできるのが、SNSをこまめにチェックすること。
Instagram、Twitter、Facebookなど、相手がよく更新しているものを見つけて、「いいね!」を押してみましょう。
SNSでの投稿は、他人から反応をもらうことが目的です。
つまり、「いいね!」を押すだけで、よく反応してくれる人=良い人!となり、相手からの好感度が上がります。
注)こんな反応はダメ!
・毎回メッセージを送る
・ネガティブなコメントをする(説教、批判、相手を否定するアドバイスなど)
会うたびにあいさつをする
職場や学校が同じ場合は、会うたびにあいさつをしましょう。
好きな人と目が会ったとき、顔を背けてしまったり、上手く会話ができなかった経験はありませんか?
気になる人の前だと、緊張していつもの自分を出せなくなってしまいますよね。
あいさつであれば、毎日気軽に話しかけられます。
話す時間も短いので、挙動不審になっていることもバレません。
また、「あまり話さないけれど、いつもあいさつしてくれる人」のことは、何となく気になってしまうもの。
出会ったときは「元気にあいさつする」ことを心がけましょう!
自分を思い出させるものをプレゼントする
誰かからプレゼントされたものを使っているとき、その人のことを思い出しませんか?
- マフラーを見ると、昔の恋人が浮かんでくる
- 内定式で貰ったボールペンを見ると、新入社員だった頃の記憶がよみがえってくる
単純接触効果は、人だけでなく「モノ」に対しても効果があります。
相手がよく使うものをプレゼントすれば、直接会わなくても、常に自分のことを思い出してもらえるように。
ハンカチ、ネクタイ、文房具など、ちょっとしたもので、さりげなく渡せそうなプレゼントを選びましょう。
※使用済みのものはダメですよ!
単純接触効果の注意点
恋愛を成功させるために取り入れたい「単純接触効果」。
ですが、使い方を間違えてしまうと、好意を持ってもらうどころか、一生会いたくない人になる可能性もあります。
単純接触効果の注意点をよく読んで、絶対に失敗しないようにしましょう!
10回以上は使えない!
単純接触効果は、10回以上は効果がないと言われています。
電車で毎日会う人でも、10日以上顔を合わせていると、興味が無くなってしまうもの。
「会うことが当たり前」になってしまうと、興味を持つ対象から外れてしまうんです。
単純接触効果は、短期決戦!
気になる人にはすぐ使いましょう。
相手に嫌な印象を与えたら終わり
相手に嫌な印象を与えてしまうことで、単純接触効果がマイナスに働いてしまいます。
皆さまの職場にも、毎日会っていて、目を合わせるのさえ嫌になるような人がいると思います。
「毎日接触する=好感度が上がる」という法則が成立するのは、あなたのことを何とも思っていない人か、すでに興味を持っている人の場合。
相手から嫌われてしまった時点で、「よく見かける嫌な人・変な人」に変わってしまいます。そうなった時の印象は最悪、場合によってはストーカー扱いされることも。
・向こうからの反応がないのに、連絡を取り続ける
・会う度にネガティブな発言をする
・相手を待ち伏せしてまで会おうとする
自分がされて嫌なことは、絶対にしないようにしましょう!
相手に認識されることが大事
相手に認識されることも、単純接触効果を成功させるポイントです。
毎日顔を合わせている相手でも、向こうが覚えていなければ意味がありません。
- SNSで反応するときは、自分の素性を明かしておく
- あいさつするときは、相手の目を見る
上記のことに気を付けて、名前や顔を覚えてもらいましょう!
まとめ:相手に良い印象を与えよう
気になる相手に興味を持ってもらいたいときに使いたい、「単純接触効果」。
単純接触効果を使って、会う回数を増やすことができれば、相手からの好感を得られます。
- 頻繁に連絡を取る
- SNSをこまめにチェックする
- 会うたびにあいさつをする
- 自分を思い出させるものをプレゼントする
このようなことを試してみて、相手に自分のことを認識してもらいましょう!ただし、出会ってすぐの頃にしか効果がありません。また、相手から嫌な印象を持たれた場合、単純接触効果がマイナスに働き、二度と会いたくない人に変わってしまいます。
メリットが大きい分、リスクも高い「単純接触効果」。
使い方をしっかりマスターして、気になるあの人に振り向いてもらいましょう!